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就職したらヤバいブラック業界? イメージの悪い業界ランキング

ブラック企業・ブラック業界 ランキング

誰もが就職したい、転職したいと思う会社・業界がある一方で、当然ながら就職、転職は避けた方がよいかなと思う会社・業界というのがあります。

実際にブラック企業が多い業界や反社会的勢力とつながりがある企業というのは存在します。

また、そういう傾向が強い業界や過去の犯罪などによる悪いイメージが払拭できない会社・業界というのもあります。

この記事では、ブラック業界という表現が適切かはわかりませんが、社会的なイメージがよくない業界ランキングを紹介します。

こんにちは!天職倶楽部を運営するKENです!
天職倶楽部では、各社の人事担当者やキャリアアドバイザー、キャリアアップを目指す人達が交流し、転職だけでなく、キャリアアップ、成功に役立つ情報を提供しています。


私、KENの20代と言えば、自分でもあきれるほどの冴えないサラリーマンでした。
今もとんでもないキャリアを築いたわけではありませんが、年収も1,000万円台の半ばに達し、それなりに成功できたと思っています。

まだまだ上には上がいますが、気持的にはもう十分。今は天職倶楽部の一員として、転職やさならるキャリア形成を目指す人達のサポートを行っています。

ブラックな業界と言えば??

この記事では、天職倶楽部に在籍する現役キャリアアドバイザーが、

就職したらヤバいブラック業界、イメージの悪い業界ランキングを解説します。

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  業界
1商品先物業界
2パチンコ業界
3消費者金融業界
4不動産業界
5人材派遣業界

商品先物業界

商品先物取引業界は、ハイリスク・ハイリターンを特徴とする金融商品を扱う業界です。

商品先物取引は少額の証拠金で多額の取引を行うことができるため、多額の利益を得られる可能性がある一方で、全財産を失い、借金まで背負う可能性もあるギャンブル性の高い金融商品です。そのギャンブル性の高さが商品先物取引のイメージを悪くしているとも言えますが、株式取引にも同様な商品がありますし、FX取引では商品先物取引よりも遙かに多額な取引を行うことができたため、商品先物取引業界のイメージが悪いのはそのギャンブル性だけによるものではありません。

商品先物取引業界のブラックなイメージは、顧客から預かった証拠金を返金せずに、仲介手数料を得るために顧客に無理な取引を繰り返えさせて、結果として多くの顧客が損失を被るといった、その強引・悪質な営業体質にあります。

業界全体にそのような傾向があり、顧客から仲介手数料としてお金を巻き上げることが何よりも重視され、評価される体質にありました。顧客はお金を搾り取るためのカモでしかなく、社員も大量採用大量退職が基本の使い捨て。稼げば稼ぐだけ給料がもらえる一方で、夜討ち朝駆け、労働基準法を無視した休日出勤や残業は当たり前の超ブラック体質の企業がほとんどでした。

採用試験もないに等しく、誰でも就職できるような業界であったため、質の悪い社員も多く、会社自体も反社会的勢力とつながっていると言われる会社が多くありました。

顧客財産の横領から顧客とのトラブルによる殺人事件をはじめとする犯罪、詐欺行為も横行していました。

法改正によりクリーンな業界を目指していましたが、業界のクリーンなイメージを掲げたトップ企業が顧客の資産を使い込み、計画倒産するようなこともあり、業界イメージの払拭には相当な時間を要すると思われまし、そのつもりが本気であるのかも疑わしく思われてしまう業界でもあります。

以前は証券会社もイメージが悪かったのですが、株式取引の普及と景気・業績に左右されるものの賃金水準も高いこともあり、証券業界のイメージはかなり良くなっています。多くの自殺者や事件を起こした消費者金融業界がかなり業界イメージの改善を図れたのに比べ、商品先物業界のブラックなイメージは根強いと言えます。

既に簡単に書きましたが、この業界では過去に問題行為や多くの事件を起こしており、非常に悪いイメージが根強く残っています。特に1985年の豊田商事事件がその代表例で、この事件では、高齢者をターゲットにした悪質な商品先物取引の勧誘が行われ、多くの被害者が出ました。何よりも事件の最終的な結末として、創業者が報道陣の目の前で刺殺されるというショッキングな展開を迎え、業界全体の信頼性は失墜しました。というか、もともと信頼などありませんでしたが。この事件は商品先物取引業界は「危険で不誠実」というイメージを更に強め、特殊な業界、金融商品としてより敬遠されるようになりました。

上場先物会社から銀行系証券会社に転職した経験を持つ者です。この経験を通じて、同じ金融業界内であっても先物取引業界と証券会社では本質的に大きな違いがあることを痛感しました。

結論から言うと、先物取引業界と証券業界の間には「サラ金(消費者金融)と銀行以上」の差があります。その主な理由は、両者の営業スタイルに根本的な違いがあるからです。先物取引業界では、商品を必要としていない人に対して売りつけるような営業が横行する一方、証券会社では、顧客が必要とする情報やアドバイスを提供する形で営業が進められることが多いです。この違いは、社会的な評価においても顕著に表れており、先物取引業界はしばしばネガティブなイメージを持たれがちです。

さらに、先物取引業界では企業文化が体育会系に偏っている傾向が強く見られます。働く人たちの中には「脳筋」と揶揄されるような、論理的思考やマネジメント能力に欠けた人物が多く、組織としての教育体制が整っていないことが問題です。このような環境では、ロジカルシンキングや組織運営に関する知識を深める機会がほとんどなく、個人の成長につながりにくいと感じました。私自身も、先物取引業界での経験を振り返ると、一部では興味深い学びもありましたが、ビジネスパーソンとして有意義な時間を過ごせたかと問われると、正直なところ「無駄な時間が多かった」という結論に至ります。

もう一つ、この業界が世間から軽んじられがちな理由として、その歴史や評判があります。先物取引業界が過去にどのような問題を抱えてきたのか、またどのように見られているのかを調べれば、インターネット上にも多くの情報が見つかるでしょう。それにもかかわらず、この業界に就職を決める若い人たちの判断は、浅はかであると批判されることも少なくありません。業界の抱える課題を正面から理解した上で入社を決める人は、残念ながら多くないように思います。

とはいえ、今後この業界がよりクリーンで透明性のある環境に変化していけば、社会的な評価も向上し、現状のようにバカにされることも減るのではないかと期待しています。なお、先物取引業界で必要とされる外務員試験と証券会社で求められる証券外務員一種試験の難易度はほぼ同じと言えます。どちらの試験もそれほど難易度が高いわけではありませんが、業界としての価値や魅力は、試験のレベルだけで測れるものではないというのが私の見解です。

ブラック企業

営業手法の問題

先物取引業界の営業スタイルは「不要な商品を無理やり売りつける」と揶揄されるほど強引な手法が一般的です。顧客のニーズや利益を無視し、とにかく契約を取り付けることを最優先とする営業方針が、顧客との信頼関係を損ない、悪評の元になっています。例えば、新人営業マンが長時間の訪問や電話で顧客を圧迫し、契約を迫るケースが後を絶ちません。このような営業は、顧客にとって不要なリスクを押し付けるだけでなく、従業員にとっても精神的な負担となり、離職率の高さを助長しています。

労働環境の過酷さ

先物取引業界では、労働環境の過酷さもブラックとされる要因の一つです。長時間労働が常態化しており、日中は外回りの営業、夜は顧客フォローや事務作業が続く日々を送る社員が少なくありません。また、営業ノルマが極めて高く設定されており、達成できなかった場合には上司からの激しい叱責や降格のプレッシャーを受けることが多いです。一部の会社では、ノルマ未達成者に対して自腹で契約を埋めることを強要するようなパワハラ行為も報告されています。このような労働環境は、社員の健康を蝕み、早期退職を招く大きな要因となっています。

体育会系文化の問題

先物取引業界の多くの企業では、体育会系の文化が根強く残っています。この文化は、上下関係を極端に重視し、理不尽な命令や罵声が日常的に飛び交う職場環境を生み出します。新入社員は「根性を鍛える」と称して早朝のランニングや無意味な精神訓練を課されることもあります。このような環境では、合理的なマネジメントや論理的な思考が軽視されるため、組織全体の生産性が低下するとともに、社員の自己成長の機会も失われがちです。

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歴史的背景とイメージ

先物取引業界は、過去に数々の問題を起こしてきた歴史があります。一例として、1980年代から1990年代にかけて、違法な取引や詐欺まがいの営業行為が横行し、多くの顧客が損害を被った事件が頻発しました。これらの出来事が積み重なり、業界全体に対する信頼が失墜しました。その後、法改正や規制の強化が進められたものの、いまだに「悪質な業界」というイメージを払拭できていません。インターネット上でも、「先物取引に関わるな」という警告や、被害者の体験談が多く見受けられます。

成果主義の弊害

先物取引業界では成果主義が強く求められるため、従業員間の競争が過熱する傾向があります。成果を出すためには手段を選ばないという風潮が根付き、同僚間の協力関係が希薄化するケースもあります。また、成果を出せない社員に対する冷遇が常態化しており、精神的なプレッシャーや孤立感を抱える社員も少なくありません。これにより、職場内の人間関係が悪化し、労働環境がさらに厳しいものになる悪循環が生じています。

監視の厳しさ

営業マンに対する監視が過剰であることも、この業界がブラックとされる一因です。上司や管理職は、営業マンの行動や成果を細かくチェックし、常にプレッシャーをかける体制を取ることが多いです。一部の企業では、GPSで社員の動きを監視したり、毎日の営業報告を詳細に求めたりするなど、社員を精神的に追い詰める管理手法が採用されています。このような状況は、社員の自由や自主性を奪い、仕事へのモチベーションを低下させる原因となっています。

将来性への不安

先物取引業界は、近年の金融規制の強化や顧客の知識向上により、従来のような高収益を得ることが難しくなっています。また、インターネット取引の普及によって対面営業の必要性が薄れ、業界の存在意義そのものが揺らいでいる状況です。このような将来性への不安が、業界に対するネガティブな評価を強めています。

社会的評価の低さ

最終的に、先物取引業界がブラックとされる最大の理由は、その社会的評価の低さにあります。「先物取引業界に就職するのは最後の選択肢」と考える人も多く、他業界への転職を目指す際にも不利になることが少なくありません。このような業界に対する偏見やネガティブなイメージは、業界全体の改革を妨げる要因にもなっています。

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参加者

  • Aさん(30代男性、元先物取引会社社員・現在は証券会社勤務)
  • Bさん(40代女性、元先物取引会社の営業職・現在は別業界で管理職)
  • Cさん(30代男性、金融業界全般を取材しているジャーナリスト)
  • モデレーター(進行役)

先物取引業界の「ブラックな実態」

参加者

  • Aさん(30代男性、元先物取引会社社員・現在は証券会社勤務)
  • Bさん(40代女性、元先物取引会社の営業職・現在は別業界で管理職)
  • Cさん(30代男性、金融業界全般を取材しているジャーナリスト)
  • モデレーター(進行役)

モデレーター

今日は皆さんに、先物取引業界が「ブラックな業界」と言われる理由についてお話しいただきます。まず、簡単に自己紹介と業界経験について教えてください。

Aさん

私は20代の頃に先物取引会社で5年間働いていました。その後、証券会社に転職しましたが、両業界の違いを痛感しています。先物取引業界での経験は、今でも強烈に記憶に残っていますね。

Bさん

私は先物取引会社で営業職を10年ほど務めました。営業の厳しさに耐えかねて転職し、現在は管理職として別業界で働いています。あの頃の労働環境は、今思い返しても「よくやっていたな」と思います。

Cさん

私は金融業界を中心に取材をしており、先物取引業界も多くのインタビューを通じて実情を知っています。業界の変化も多少は見てきましたが、依然として問題が根深いと感じています。

強引な営業手法について

モデレーター

最初に、営業手法の問題について伺います。先物取引業界では「必要のない商品を無理やり売る」といったイメージが強いですが、実態はどうでしたか?

Aさん

まさにその通りでした。新人の頃はリストを渡され、ひたすら飛び込み営業や電話営業をさせられました。相手が明らかに興味を示していなくても、とにかく契約を取ることが最優先。ノルマが達成できなければ、上司から毎日のように叱責されました。

Bさん

私も似たような経験があります。営業ノルマは非常に高く、「売るまで帰るな」という暗黙のルールがありました。例えば高齢者に対して、リスクを十分に説明せずに契約を取るようなケースも見られました。それが後でトラブルになり、会社全体で対応に追われることもありましたね。

Cさん

取材を通じて感じたのは、先物取引業界の営業手法は「結果さえ出せば手段を問わない」傾向が強いということです。顧客の信頼を積み上げるというよりは、短期的な利益を優先してしまう構造が業界全体に蔓延しているように思います。

労働環境の過酷さ

モデレーター

労働環境についてもお聞きします。長時間労働やパワハラが常態化しているとの声をよく聞きますが、実際のところはいかがでしたか?

Aさん

長時間労働は当たり前でしたね。朝早く出社して夕方まで外回り、その後に事務作業や翌日の準備を深夜まで行う日々が続きました。休日も電話対応や顧客訪問があり、ほとんど休めなかったです。

Bさん

パワハラは本当にひどかったですね。「ノルマ未達成なら自腹で埋めろ」と暗に言われたこともあります。また、上司の前では部下を叱責するのが「指導」だと考えられていた風潮がありました。その結果、職場の雰囲気は常にピリピリしていました。

Cさん

私が取材した社員の中には、「上司の監視が厳しすぎてトイレに行くのも気が引ける」と語っていた人もいました。こうした管理手法が、従業員の精神的負担を増幅させ、離職率を高める要因になっています。

体育会系文化と組織の問題

モデレーター

先物取引業界の体育会系文化もよく耳にしますが、その影響について教えてください。

Aさん

体育会系文化は本当に強いですね。「根性論」で全てを片付けようとする雰囲気があり、合理的な議論ができる環境ではありませんでした。特に新人時代は、無意味な精神訓練や説教に多くの時間を費やしました。

Bさん

私の会社もそうでした。「とにかく走れ」「声を出せ」という指導がまかり通っていました。論理的な教育やマネジメントの研修が不足しており、部下を育てる文化がなかったのも問題です。

Cさん

この体育会系文化が、業界全体の変革を阻害していると感じます。柔軟性のない組織では、新しい価値観や働き方を受け入れることが難しい。結果として、他の金融業界との差が広がってしまっています。

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業界の将来性と改善の可能性

モデレーター

では、先物取引業界が今後改善される可能性についてはどう思いますか?

Aさん

正直、変わるのは難しいと思います。この業界は過去に積み上げた負のイメージが強すぎて、新しい人材が集まりにくい。人手不足も影響して、残った社員に負担が集中する悪循環が続いています。

Bさん

私は、規制の強化や法改正が進めば、少しずつ良くなる余地はあると思います。ただし、それには時間がかかるでしょう。内部の文化や営業方針が変わらない限り、表面的な改善に留まる可能性が高いです。

Cさん

顧客のリテラシーが上がり、強引な営業が通じなくなりつつある点はポジティブな兆候です。ただし、業界全体の透明性や信頼性を高めるには、企業ごとの取り組みだけでなく、業界全体の連携が必要です。

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まとめ

モデレーター

本日はありがとうございました。先物取引業界の「ブラックな実態」について深く知ることができました。問題は多岐にわたり、解決には時間がかかりそうですが、業界が変わるきっかけになれば幸いです。

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