働きやすい会社ランキング：不祥事発覚で存続が危ぶまれるあの会社もランクイン（4）

　前年4位のパナソニックが首位となったそうです。と言っても、上位の顔ぶれは例年あまり変わらないのですが。例外は10位に入ったイオンでしょうか。前年50位からの大躍進です。1年でそんなに働きやすさが変わるとは思えませんのが、社内で何か制度改革でも行われなのでしょうか。イトーヨーカドーが従業員を大幅に削減する発表をした直後ですので、相対的にイオンの働きやすく感じられたのでしょうか。　日本IBMはじめ、リストラを実施した会社はランキングを下げる傾向があります。当然と言えば当然ですが。

　ちなみに、従業員が働きやすい会社として評価する上で重視する項目は休日の取りやすさと労働時間。これも昔から変わりません。

　2012年度の調査対象は上場かつ連結従業員数2000人以上の企業、日経株価指数300採用銘柄300社とそれらに準じる有力企業の計1，581社ですが、アンケートの有効回答は480社だそうです。

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働きやすい会社ランキング（151位～200位）
JR西日本が働きやすい会社と言われる理由

働きやすい会社ランキング（151位～200位）

順位	企業名	得点
151	ルネサスエレクトロニクス	363.78
152	横河電機	363.19
153	西日本旅客鉄道	362.09
154	昭和電工	362.07
155	トヨタ紡織	361.63
156	ブラザー工業	361.55
157	新光電気工業	361.53
158	東京ガス	361.36
159	静岡銀行	361.32
160	JX日鉱日石エネルギー	360.94
161	ジェイテクト	360.89
162	京都信用金庫	360.81
163	郵便事業会社	360.04
164	太陽生命保険	359.41
165	トレンドマイクロ	359.25
166	昭和シェル石油	359.10
167	島津製作所	358.32
168	九州電力	358.11
169	カネボウ化粧品	357.46
170	近畿大阪銀行	356.69
171	三菱レイヨン	356.39
172	花王カスタマーマーケティング	356.38
173	東洋インキSCホールディングス	355.47
174	日立造船	355.36
175	オリックス	355.31
176	コスモ石油	353.70
177	田辺三菱製薬	352.73
178	森精機製作所	351.97
179	日立キャピタル	350.81
180	杏林製薬	350.59
181	キャタピラージャパン	350.50
182	三菱UFJリース	350.43
183	伊藤忠テクノソリューションズ	350.40
184	西友	350.38
185	ローソン	349.57
186	パイオニア	349.56
187	ハウス食品	348.96
188	大和リース	348.95
189	雪印メグミルク	348.26
190	コクヨ	348.15
191	アボットジャパン	347.79
192	ジェーシービー	347.72
193	ニッパツ	346.38
194	三井住友銀行	345.98
195	日本郵船	345.50
196	中外製薬	345.33
197	MSD	344.49
198	リョービ	344.34
199	ミズノ	344.32
200	カネカ	343.83

JR西日本が働きやすい会社と言われる理由

153位にランクインしたJR西日本が働きやすい会社として評価される主な理由は以下になります。

安定性と歴史: JR西日本は鉄道事業を中心に展開し、長い歴史と安定したビジネスモデルを持っています。従業員はその安定性を重視し、長期的なキャリア展望を描くことができます。
職業の多様性: JR西日本は運行、保守、サービスなど幅広い職種を有しており、多様なスキルや専門知識を求められる場面があります。これにより、様々なバックグラウンドや専門性を持つ人々が活躍できる環境が整っています。
社員教育とスキル向上: JR西日本は従業員のスキル向上を重視し、研修や教育プログラムを提供しています。安全対策やサービス向上のためのトレーニングが充実しており、従業員は専門性を高めることで自己成長を実感できます。
ワークライフバランスの支援: JR西日本は従業員のワークライフバランスを尊重し、柔軟な労働条件を提供しています。シフト制度や休暇制度が整備されており、従業員は仕事とプライベートの調和を図りながら働くことができます。
福利厚生と報酬: JR西日本は競争力のある報酬体系や充実した福利厚生を提供しています。給与やボーナス、社会保険などが整備されており、従業員は経済的な安心感を持って仕事に取り組むことができます。
安全への取り組み: JR西日本は鉄道運行において安全性を重視しており、従業員に対する安全教育や訓練が徹底されています。従業員は安全意識を高めることで、自身や利用客の安全を確保する使命感を持つことができます。
地域社会への貢献: JR西日本は地域社会への貢献活動に積極的に取り組んでいます。地域イベントの支援や地域への情報提供など、地域との連携を通じて社会的な存在感を高めています。
キャリアパスの明確化: JR西日本は従業員のキャリアパスを重視し、昇進や異動の機会を提供しています。従業員は将来のキャリアの方向性を明確にし、自身の成長に向けて努力することができます。
チームワークと協力: JR西日本では、運行やサービス提供など多くの業務がチームで行われます。従業員同士が連携して業務を進める中で、協力やチームワークの重要性を実感することができます。