三菱地所、三井不動産、野村不動産…大手不動産会社と言えば、高収入と知名度を兼ね備えた超優良企業。
一方で、街の至る所に中小の不動産屋が多数店舗を構えているように、超大企業から地場の個人経営の不動産屋まで千差万別の会社が存在する業界です。
業界のイメージと言えば、上場している一部の優良不動産会社を除くと意外とイメージは良くなかったりします。
過去の地上げ屋や反社会的勢力との関係が影響していると言われますが、不動産を扱う上では今も反社会的勢力と完全に関係を断ち切るのは難しいところもあるようで、そのようなことから株式市場でも不動産会社は意外と安値で取引されていたりといった実態もあるようです。
こんにちは!天職倶楽部を運営するKENです!
天職倶楽部では、各社の人事担当者やキャリアアドバイザー、キャリアアップを目指す人達が交流し、転職だけでなく、キャリアアップ、成功に役立つ情報を提供しています。
私、KENの20代と言えば、自分でもあきれるほどの冴えないサラリーマンでした。
今もとんでもないキャリアを築いたわけではありませんが、年収も1,000万円台の半ばに達し、それなりに成功できたと思っています。
まだまだ上には上がいますが、気持的にはもう十分。今は天職倶楽部の一員として、転職やさならるキャリア形成を目指す人達のサポートを行っています。
ブラックな業界と言えば??
この記事では、天職倶楽部に在籍する現役キャリアアドバイザーが、
就職したらヤバいブラック業界、イメージの悪い業界ランキングを解説します。
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不動産業界のイメージが悪い理由
不動産業界がイメージが悪い理由は、長年にわたり業界内部で発生したトラブルや不正、さらには消費者との関係で発生した問題が影響しているからです。特に以下の点で、業界全体の信頼性やイメージが損なわれてきました。
1. 不正営業と契約トラブル
不動産業界では、営業マンや不動産業者が消費者を騙して不利な契約を結ばせることがしばしば問題視されています。例えば、価格が高い物件を「今すぐ買わないと売れなくなる」と言って急かしたり、物件の実際の状態を隠したり、契約書の内容を十分に説明せずに署名させたりするケースが報告されています。これらの不正行為は、消費者にとって大きな損失となり、業界全体の信用を失う原因となっています。
2. 過去のバブル経済とその後の影響
日本の不動産業界は、1980年代後半のバブル経済時に過剰な投機によって膨れ上がりました。バブル崩壊後、不動産市場は大きなダメージを受けましたが、一部の業者は不動産を高値で売ることに固執し、悪質な販売手法や金融商品を使って消費者を巻き込んだこともありました。このような過去の反省点が解決されないまま、業界内で不正や過剰な利益追求が続いた結果、イメージが悪化しました。
3. 営業方法の強引さ
不動産営業の現場では、売上を上げるために営業マンが強引な手法を取ることが珍しくありません。物件が売れなければ厳しいノルマを達成できず、評価されないというプレッシャーが大きいため、営業マンは時に「嘘をついてでも売る」という姿勢に出てしまうことがあります。また、顧客に不利な契約を押し付けるなど、強引に物件を売り込む方法が問題視されてきました。
4. 違法行為とブラック企業
不動産業界では、違法行為を行っている企業やブラックな業務環境が存在することもあります。例えば、違法建築や不正な取引、不適切な税務処理などが発覚したことがあります。特に小規模な不動産業者や営業担当者による違法行為が問題視されることが多く、これらが業界全体に悪い印象を与えています。また、労働環境が過酷で、長時間労働や不適切な労働条件が問題視されています。
5. 消費者の無知に付け込む商売
不動産業者が消費者の無知に付け込んで、不利な条件で契約を結ばせることがしばしばあります。例えば、不動産投資やマンション購入を考えている消費者に対して、リスクを説明せずに過大な利益を見込んだ物件を売り込んだり、ローンを抱えた人々に高額な物件を購入させたりすることがあります。これにより、消費者は後々大きな負担を背負うことになり、業界全体の評判が悪化しています。
6. 法外な手数料と「やり手」の印象
不動産業界では、契約に際して発生する手数料や仲介料が高額になることが多いです。特に売買契約や賃貸契約では、手数料が物件価格の数パーセントに上ることもあります。そのため、業者が「利益追求型」に見られやすく、消費者からは不満の声が上がることが少なくありません。また、業界内で一部の企業が「やり手」として注目され、競争が過熱する中で、非倫理的な営業が行われることがあります。
7. 長期間続く不安定な市場
不動産市場は、経済の影響を大きく受けるため、市場が不安定になると業界全体がダメージを受けることがあります。価格の変動が激しく、売り手と買い手の間に大きなギャップが生じ、トラブルに発展することが多いです。また、不動産業界は、景気が悪化した時に最も影響を受けやすい業界の1つであり、その結果として倒産や倒産寸前の企業が増え、業界全体に不信感が募ります。
結論
不動産業界がイメージが悪い理由は、業界内での不正営業、過去のバブル経済の影響、違法行為、強引な営業方法、消費者の無知に付け込んだ商売など、さまざまな問題が絡み合っています。もちろん、すべての不動産業者がこのような問題を抱えているわけではなく、誠実に業務を行っている企業も存在しますが、業界全体の過去の問題や社会的な評価が影響して、現在でも「ブラック業界」というイメージが強いのが現実です。
転職を考える場合は、業界のイメージに引き寄せられず、自分がどのような企業で働きたいのかをしっかりと見極め、慎重に判断することが重要です。
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不動産業界の「知られざる裏側」を業界関係者が暴露!
不動産業界は、華やかで大きな利益を得られる業界というイメージがある一方で、実際にはブラックな側面も多く存在します。業界関係者がその実情を語り合った座談会をお届けします。果たして、業界内部で何が起きているのか?どうして不動産業界は「ブラック業界」と言われることが多いのでしょうか?
登場人物:
- Aさん(不動産営業歴10年)
- Bさん(不動産管理会社勤務歴5年)
- Cさん(不動産投資会社勤務歴7年)
- Dさん(不動産会社経営者歴3年)
座談会の始まり
司会者:「今日は不動産業界について、率直にお話を伺いたいと思います。業界のブラックな面に焦点を当て、実際のところどんな問題があるのか、業界内でどんなトラブルが日常的に起こっているのかを教えていただければと思います。」
Aさん:「いや~、不動産業界って表向きはイメージがいいけど、裏ではかなり“アンダーグラウンド”な部分も多いんですよ。営業やってると、正直言って毎日が一種の“戦場”みたいなもんです。」
Bさん:「分かります。契約を取るためには、かなり強引な手法を使う業者も多いし、お客さんが何もわかってないと思って、必要以上に高額な物件を勧めたりすることもしばしば。」
Cさん:「僕も不動産投資の世界に身を置いていますけど、資産価値を無視して『投資に絶対成功する』って煽り文句を使う営業がいるんですよ。無理に買わせようとする。で、買った後にリスクが表面化して『こんなはずじゃなかった』って言われる。」
Dさん:「経営者としては、営業成績を上げるために無理やり営業活動を進める圧力をかけなきゃいけない立場だから、ある意味仕方ない部分もあるんですよね。でも、過剰なノルマや厳しすぎる環境が社員の心身に負担をかけてる現実もある。」
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不正営業の実態
Aさん:「もう本当にヤバいですよ。例えば、物件の状態を過大に伝える営業、リフォームしていないのに『完全にリフォーム済みです』とか。後からクレームが来るのは分かってるけど、その時点で成約さえ取ればいいって考えが横行してます。」
Bさん:「お客さんに『今買わないと損しますよ』って、焦らせる営業もかなり多い。あれ、実際にはなんの根拠もないんですけど、相手が冷静に判断できないうちに契約書にサインさせるっていう。」
Cさん:「そんなのザラですね。あと、物件の価格を膨らませるために『お手頃価格』って言うけど、結局ローン返済が膨らむだけ。知識がない人が買うと本当に地獄を見る。」
業界のノルマとその影響
Dさん:「不動産業界のブラックさって、ノルマに起因してる部分が大きい。契約が取れなければ給料が激減、精神的に追い詰められるから、社員が次々と辞める。」
Aさん:「そう、営業の世界ってどれだけ契約を取ったかで評価が決まるから、良くも悪くも数字が全て。だから、多少無理してでも成約を取らないといけない雰囲気がある。」
Bさん:「でも、そのノルマが社員をブラックな仕事に追いやってるってのが現実ですよね。例えば、休みを取るとノルマが達成できなくなるから、業務を続けて働くしかない。休日出勤が当たり前になってるし。」
Cさん:「逆に、休まないと成績が下がるから、精神的にもキツくなる。ああ、休みも取れず、夜遅くまで働いてる。終わらないまま仕事に追われる感じ。」
不動産業界の「裏社会」的側面
Aさん:「確かに、業界全体が“裏社会”とまでは言わないけど、ちょっと怪しい部分は多いよね。いろんな事例で見たことがあるけど、やっぱり『金のためなら何でもする』みたいなところがある。」
Bさん:「一度、ヤバい不動産業者と接点を持ってしまって…。物件を転売するために嘘の宣伝をして、お客さんに適当な話をしてた。信じられないけど、結局その会社は消えていったよ。」
Cさん:「もう一つ、業界でよくある問題は『サブリース』ですね。特に大家さんからは大きなクレームが来ます。サブリース契約を結んだ業者が保証金を支払い終わった後、手を引いてしまうってケースも結構ある。」
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不動産業界に潜む「ブラック企業」の実態
Dさん:「そうなんです。業界自体に問題を抱えているわけではなくて、一部の企業がブラックな営業をしているだけなんですけど、それが業界全体に対するイメージに繋がっている。」
Aさん:「あとは、社員の労働環境ですね。入社してみたら、仕事がただただ過酷で人間関係がギスギスしてる。休憩もろくに取れずに働き続ける日々。確かに、稼げるのは魅力だけど、それに見合った労働条件じゃない。」
Bさん:「就業時間が長いだけじゃなくて、社員同士の競争が激しくて、ギスギスした関係が生まれるんですよね。自分の営業成績が良くないと上司からのプレッシャーが半端ない。」
業界内での希望の光
Cさん:「まあ、業界の良い部分もあるんですけどね。例えば、努力すれば報われる部分も大きいですし、特に営業成績が良ければ給料は高い。けど、そのためには精神的に耐える力が必要ですね。」
Dさん:「今後、業界全体が改善していくことを期待していますが、まだまだ課題が山積みです。真面目に働いている企業が増えて、業界全体のイメージが改善されることを願っています。」
結論
不動産業界には、実際に厳しい営業環境、過剰なノルマ、不正営業、ブラック企業が多く存在しています。そのため、業界全体のイメージはどうしても悪くなりがちです。しかし、良い企業も多く、努力次第で高収入を得られるチャンスもあります。業界に転職を考えている人は、企業の文化や労働環境を慎重に見極め、自分に合った場所を選ぶことが重要だと言えるでしょう。
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不動産業界は、華やかなイメージが先行しがちですが、その実態には過酷な側面も多く、特に営業職においては厳しい競争と精神的なプレッシャーが常に付きまといます。物件を売るために従業員が強引な営業を強いられることが少なくなく、そのために顧客に対する過剰な説明や誇大広告が行われることもあります。加えて、競争が激しく、ノルマ達成のために休日返上で働くことも多い業界で、ワークライフバランスが崩れやすいのが現実です。
さらに、業界内では不動産の取り引きにおけるトラブルが絶えないのも大きな問題です。契約後に顧客からクレームが上がったり、物件に隠れた瑕疵が発覚したりすることがしばしばあります。その際、営業担当者が責任を負わされ、精神的な負担を強いられることが多く、仕事のストレスが積み重なっていきます。また、クレームやトラブルへの対応は一朝一夕には解決せず、解決のために多くの時間と労力を要することが業界内ではよくあります。
過去には不動産業界における不正行為やスキャンダルも多く報じられており、これが業界全体の信頼を損ねる原因となっています。特に、虚偽の物件情報を提供したり、土地を不正に転売したりするなどの不正行為が表沙汰になったケースもあり、その影響で業界全体のイメージが悪化しました。信頼性の低い企業が存在することも、業界全体への悪印象を生む一因です。
その一方で、不動産業界には多くのチャンスも存在します。良い企業に出会えば、給与面や福利厚生、キャリアの発展においても非常に魅力的な面が多いです。特に、大手不動産会社での経験は、その後のキャリア形成において非常に有利となることがあります。また、高額な報酬が得られることもあり、営業成績が良ければ年収が大きく跳ね上がることも少なくありません。しかし、この魅力的な報酬も、長時間の労働や精神的なプレッシャーに耐えながらの成果主義が求められるため、簡単に手に入るものではありません。
不動産業界は、成功すれば大きなリターンを得ることができる業界である一方、そのためには膨大な労力と精神的な負担を抱えなければならないという現実もあります。物件を売るために身を粉にして働き、その結果として得られる報酬は大きいですが、その過程で受けるストレスや苦しみも決して軽視できません。業界を良くするためには、まずは企業全体の意識改革とともに、従業員が働きやすい環境を整備することが重要だと言えるでしょう。
また、不動産業界においては、顧客に対して真摯で透明性のある情報提供を行うことが求められます。営業職が顧客に対して誠実であり、信頼を築くことができれば、結果として長期的な顧客関係を築くことができ、業績の安定につながります。しかし、短期的な成果を求めるあまり、無理な営業や誇張した宣伝が行われてしまうこともあります。これが顧客との信頼関係を壊し、業界全体の信頼性に対する懸念を生んでいるのです。
不動産業界の本当の姿を知るためには、外部のイメージに流されることなく、内部の実情をよく理解することが重要です。確かに華やかな側面や高収入のチャンスは魅力的ですが、その背後には厳しい競争と精神的な負担があることを忘れてはなりません。不動産業界に転職を考える際は、これらの現実をしっかりと受け止め、自分がどのような働き方を求めるのか、そしてどのようなキャリアを築きたいのかをよく考える必要があります。
業界に入ることで得られる経験やスキルは貴重ですが、それを活かすためには自分自身の健康や生活バランスをどう守るかも大きな課題となります。人間関係やチームワークを大切にし、過度なプレッシャーに押しつぶされないようにすることも、長期的に成功を収めるためには重要なポイントです。
結局、不動産業界の本当のイメージは、各企業や部署、そして自分自身がどのように働くかに大きく左右されます。多くの人にとって、業界で働くことは一種の冒険であり、努力や工夫次第で大きな成功を収めることも可能です。しかし、成功するためには精神的な強さや仕事に対する真摯な姿勢が必要であり、そのためには十分な準備と覚悟が求められる業界であることを理解しておくべきです。
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