20代の転職経験者を対象に「20代の転職面接で困った質問」についてアンケートを実施したところ、「失業期間が長いようですが、空白期間は何をしていましたか?」と「現在、他に選考中の企業はありますか?」という回答が多かったということです。
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私、KENの20代と言えば、自分でもあきれるほどの冴えないサラリーマンでした。
今もとんでもないキャリアを築いたわけではありませんが、年収も1,000万円台の半ばに達し、それなりに成功できたと思っています。
まだまだ上には上がいますが、気持的にはもう十分。今は天職倶楽部の一員として、転職やさならるキャリア形成を目指す人達のサポートを行っています。
この記事では、転職を重ね年収1,450万円に達したKENが、
20代転職者が転職面接で失敗したことTOP3を解説します。
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20代の転職経験者が転職面接で失敗したと感じたことのTOP3は以下のとおりだったそうです。
1位:「失業期間が長いが、空白期間は何をしてましたか?」と「他に選考中の企業はありますか?」という質問に上手く答えられなかった
2位:アピールポイントをうまく伝えられなかった
3位:情報収集不足で答えられなかった
こんな当たり前の質問で困るなよというのが正直なところ。社員を採用する企業にとっては、採用した社員が会社に定着してしっかりと働いてくれるのか、採用したい社員が実際に入社してくれるかといったことは最大の関心事です。
特に働いてない期間が長い場合は、勤労意欲が乏しいのではないか、他社が採用しない何らかの事情があるのではないかと想像されるのが普通です。勤労意欲が乏しいリスクや他社が採用しないようなリスクのある人を敢えて積極的に採用する企業はありません。
応募者側としては、企業が考えるようなリスクは無いことをしっかりとアピールすることが最低ライン。可能であれば、企業側にポジティブに捉えてもらえる回答を心がけるべきです。
働いてない期間が長い人は「空白期間に何をしていたのか」は絶対に聞かれる質問ですので、聞かれて困るようでは端から転職活動する資格なしとも言えるレベルです。事前にしっかりと回答の準備をしておきましょう。
「他に選考中の企業はありますか」という質問については、企業としては内定を出したら確実に入社してもらいたいのでどれくらいの確率で入社してもらえるかを探る質問でもありますが、自社よりも優位な会社から内定を得ているが、より良い条件の会社を探して当社の採用試験を受けに来たというような応募者がいれば、企業側としては内定辞退される可能性があっても取り敢えず内定を出しておこうかという考えになったりします。
実際には他社に採用される可能性が低い場合であっても、ライバル会社の採用面接で良いところまで進んでいるという回答をして、自分は同業界で価値のある人材と感じされるということもできたりします。
また、同じような会社にも応募しているということは、その業界への就職を真剣に考えているというアピールにもなります。
いずれにしましても、「失業期間が長いようですが、空白期間は何をしていましたか?」と「現在、他に選考中の企業はありますか?」という質問は、質問されることが事前に予想しやすいサービス問題のようなものです。自身のアピールに繋がる回答を用意しておきましょう。
答えにくい質問への回答例
他に選考中の企業はありますか
転職活動中は複数の会社の選考を同時に受けているのが普通です。面接官もそのような状況は当然理解しており、そのような中で内定を出した場合に本当に自社に入社してくれるかを探るための質問です。
このような質問をされたときは、入社の意思を採用担当者に疑われるような回答をしないことが最も重要です。
他社の採用試験を受けていることを正直に話すと不利な扱いを受けるのではないかと心配になりますし、御社だけですでは嘘になりますし、本当に1社しか受けていないのでは危機意識、リスク管理が足りない人だと思われそうな不安も出てきてしまいます。
面接では嘘をつかないことが大原則ですが、「◯◯社にも応募しており、内定がもらえそうなので悩んでいます」では内定を出しても辞退される可能性が高いのではという疑念を抱かせません。
ここでは、他社も受けていることをしっかりと伝え、その上で御社が第一志望であるということを明言すべきです。仮に第一志望でなくても、第一志望の会社が不合格となったときに入社する可能性のある会社であれば、第一志望と伝えておくべきところです。
「◯◯社も受けていますが、どうしても××の仕事をしたいので、御社を第一志望で考えています」といった回答が理想です。
仕事をしていない期間が長かったようですが、何をされてましたか?
仕事をしていない期間(空白期間)が長い社員に対し、採用する企業側は多くの不安を抱くもので、そのようなリスクを感じる人を積極的に採用する必要はないと考えています。
- この人はこの期間何をしていたのだろうか。
- 勤労意欲が乏しいのではないか。
- 他社が採用しなかったということは、良い人材ではない可能性が高いのでは。
- 何らかの問題(病気、犯罪歴、家庭事情等)を抱えているのではないか。
仕事をしていない空白期間が長い人に対してはこのような疑問を持たれるため、内定を勝ち取るためにはこれらの疑問を払拭する説明が必要となります。空白期間が生じる理由は人それぞれですが、転職活動をしていたがなかなか内定をもらえなかったという人もいますが、若い世代では意外と、転職活動や働くのが億劫でのんびりしていたらいつの間にか1年経っちゃいましたという人も多いようです。これを正直に伝えて良い印象を持ってくれる会社はありません。
空白期間は基本的に、以下のような「前向きな取組みをしていた期間」か「致し方ない事情で生じた期間」として答える必要があります。
- 仕事のための勉強をしていた。
キャリアアップや本当にやりたい仕事に就職するための勉強をしていた。仕事をしながら勉強をしていたというのが理想的ですが、仕事をしながらの勉強は困難であったため、仕事を辞めて集中的に勉強していたとアピールする手です。
空白期間中にそれなりの資格取得ができていれば、その資格を取得するためであったとアピールしやすいところですが、実際は大した勉強をしていなかった場合は、面接時に身につけた知識等をある程度説明できるような準備が必要です。
また、実際には勉強していなかった場合は、新たな会社への入社後に苦労する可能性がありますので、転職活動をしながら実際に勉強をスタートしておくのがよいでしょう。 - (夢の実現や人生経験を積むために)何かに取組んでいた。
人生においては、仕事よりも優先して取組みたい、チャレンジしてみたいことがあるものです。多くの人は仕事を優先し、夢を諦めるものですが、仕事を辞めて何かにチャレンジしてみたということを前向きに評価してくれる会社は意外と多いものです。
仕事とは関係ないことでもチャレンジしてみたかったことへのチャレンジを結果に関わらずに評価してくれたり、一度チャレンジしたことでその後は悔いなく仕事に取組んでもらえると考えてくれたりします。
ただ、空白期間に見合う取組みである必要はあります。実際には大したことしていなかったという人はしっかりと辻褄合わせをしておく必要があります。 - 避けられない事情で仕事を離れていた。
親族の介護、家庭の事情等により仕事を離れざるを得ないといけない場合もあります。企業側もそのような可能性は誰にでも有りうることですので、ある程度考慮してもらえるものです。
空白期間で業務スキルは落ちるかもしれませんが、その期間の経験で人間的に成長している可能性は大きいと思います。その当たりをアピールすることになります。空白期間との整合性がとれているかも重要です。
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