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働きやすい会社ランキング1位はあの常連企業:働きやすい会社ランキング特集

女性社員 ランキング

働きやすい会社ランキングの2位が意外なことに凸版印刷。
ネット上の口コミでは給与水準が低いのではないかといった少々不満げなコメントが多い印象でしたので、給与面以外での待遇や職場環境が働きやすさとして評価されたということだと思いますが、意外な結果でした。

働きやすい会社ランキング調査は、各社の人事制度、労務制度の内容と運用状況や利用状況を調査点数化すると同時に、会社員向けのアンケート調査により会社員が重要視している制度の得点が高くなるような点数配分を行い、ランキングしたものです。

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今回の働きやすい会社ランキングのトップ企業はパナソニックでした。
パナソニックと言えば働きやすい会社ランキングの上位常連企業。本当に社員にとって働きやすい会社なんでしょうね。

今回の調査では、パナソニックは男性社員の育児休業取得者が女性を大幅に上回るなど、子育て支援などのワークライフバランスへの積極的な取組みが評価されたようです。
しかし、この調査結果、現状のパナソニックの従業員構成は男性社員の方が圧倒的に多いので単純に育児休業取得者数だけで考えると、本当にそれが子育て支援が充実しているという評価につながるのかとう疑問はあります。


2位の凸版印刷はキャリアアップ支援をはじめとする社員の意欲向上に向けた取組みが奏効し、働きやすい会社としての評価を高めたとのことです。働きやすさというのは給与の金額だけでは推し量れないということですね。


日本IBMは強引な人員削減策がマスコミ等でも非難されたばかりですが、15位にランクイン。前回調査に比べれば順位を大きく落としましたが、人員削減の対象にならなかった人にとっては従来と変らず働きやすい会社だということでしょうか。

調査期間がリストラの影響が出る前だったのかもしれません。次回調査の結果が楽しみですね。

本調査結果は2009年度(平成21年度)のものです。当時と今ではどれくらい状況が変わっているのでしょうか。

順位企業名得点
1パナソニック682.64
2凸版印刷657.18
3東京海上日動火災保険636.35
4日立製作所632.75
5日本ヒューレット・パッカード622.33
6パナソニック電工618.92
7大和証券グループ本社618.36
8NEC613.98
9三井住友海上火災保険612.25
10ダイキン工業609.94
11キヤノン607.63
12富士通607.43
13ソニー607.31
14損害保険ジャパン605.79
15日本IBM605.31
16三菱電機603.23
17帝人600.90
18東芝597.88
19アメリカンファミリー生命保険595.87
20積水化学工業594.76
21コニカミノルタホールディングス594.52
22新日本石油594.47
23第一生命保険590.51
24あいおい損害保険588.34
25富士フィルム588.30
26シャープ585.61
27大日本印刷583.01
28日産自動車581.68
29パソナグループ580.19
30富士ゼロックス576.88
31NTTデータ575.13
32ホンダ574.44
33富士通テン574.32
34りそな銀行572.67
35野村證券572.25
36森精機製作所572.20
37埼玉りそな銀行569.29
38伊藤忠商事568.39
39トヨタ自動車566.94
40野村総合研究所564.69
41総合警備保障564.15
42日立システムアンドサービス563.90
43住友商事560.39
44マツダ557.35
45リコー557.24
46三井物産555.44
47富士電機ホールディングス553.07
48三井住友海上きらめき生命保険551.57
49日立ソフトウェアエンジニアリング551.19
50旭化成548.92
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富士通と言えば、NTTデータと売上高1位を争う日本の総合ITベンダー。
新型コロナウイルス感染症が蔓延を機に多くの事業所を閉鎖、リモート勤務を主体とする勤務体系に大きく舵を切り、コロナ終息後もさらにリモート勤務を強化、人事制度等も大きく変革し、正に働き方改革をダイナミックに推進した会社と言えます。

ただ、それがそのまま働きやすい評価につながるのか、今後の競争力強化につながるのかはもう少し時間が経ってみないと分からなそうな気もします。

富士通が働きやすい会社として評価されている理由として以下が挙げられます。

  1. ワークライフバランスのサポート:
    • 富士通は場所にとらわれない働き方をモットーとしており、効率的にリモートワークを行える環境作りに注力しています。
      出社、テレワークどちらが良いというのでなく、状況に応じてより生産性の高い働き方を選択できるハイブリット勤務を推奨しており、出社するための事務所、在宅でのテレワーク、契約しているリモートオフィスの利用等、多様な出社形態が選択できます。
    • 勤務時間も柔軟で、従業員が家庭の用事や個人のスケジュールに合わせて働く時間帯をを調整できるようになっています。早朝や遅い夕方に働く従業員もいます。
  2. キャリア成長とトレーニング:
    • 富士通は技術スキルの向上を支援するために、内部トレーニングプログラムを提供し、従業員が新たなテクノロジーに対応できるようにしています。たとえば、クラウドコンピューティングやデータ分析のスキル向上を支援しています。
    • キャリアの成長を促進するため、従業員にはプロジェクトリーダーやマネージャーとしての機会が提供され、彼らがリーダーシップスキルを磨くことができます。
  3. 多様性とインクルージョン:
    • 富士通は女性エンジニアの増加をサポートするため、女性技術者向けのプログラムやイニシアティブを導入し、女性の参加とリーダーシップを奨励しています。
    • 文化的多様性を尊重し、異なる国籍や言語を持つ従業員が協力するための環境を整え、国際的なプロジェクトの成功に貢献しています。
  4. 社会的貢献活動:
    • 富士通は環境に配慮した技術ソリューションを提供し、環境に対する取り組みとして、エネルギー効率の高いデータセンターの構築などを行っています。
    • 社会的貢献活動として、富士通の従業員はボランティア活動に積極的に参加し、地域社会への貢献に取り組んでいます。

富士通では近年、子会社の統合・吸収合併や早期退職制度の実施など、収益性向上に向けた前向きな活動であるもののドラスティックな構造改革を進めています。

会社としての体力はかなり強化されたようですが、改革に翻弄される社員にかなりの負荷がかかり、従業員の不満も高まっていると噂されています。

上から降ってくるエンゲージメント向上施策への対応に疲れている社員も多いとか。

こういった結果が今後の働きやすい会社ランキングにどのように影響してくるか楽しみなところです。

コミュニケーション不足や仕事の効率の悪さといった点で問題視されることも多いテレワークですが、周囲と連携せずに単独で進められる仕事に従事している社員からは「働きやすさ」として非常に高く評価される携行にあります。

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