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働きやすい会社ランキング 3年連続1位の会社を超えたのは?:働きやすい会社ランキング特集

働きやすい会社 ランキング

「働きやすい会社ランキング調査」は、企業がどれだけ働きやすい環境を提供しているかを評価するための調査です。

まず、この調査では、各企業の人事制度や労務制度に関する情報を収集し、それを点数に変換。従業員に対してはアンケートを行い、彼らがどの制度を特に重要視しているかを調べます。

そして、得点を配分する際に、従業員が重要だと思う制度に高い得点を与え、それに基づいて企業をランキング化する方法を採用しています。

今回の調査ではNEC(日本電気)が1位となっています。NECは当ランキング上位の常連企業でもありますが、在宅勤務制度の対象を全従業員の9割にまで拡大したことが働きやすさの面で高く評価されたそうです。

昨年1位のパナソニックも例年上位の会社ですが、女性や外国人の積極採用などが評価され、1位の座は奪われましたが、今年も2位と依然として働きやすい会社の筆頭と言える状況です。

例年ほぼ3位以内に入っていた日本IBMが今年は10位とかなりのランクダウン。ただし、ランクダウンの大きな理由は見当たらず、どちらかと言えば他の会社が高得点を上げたことで相対的に順位が下がったと言えそうです。

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当ランキングは2008年のものです。今現在が同じ状況とは言えませんが、働きやすい会社として評価されていた会社が急激に働きにくい会社に変貌することはあまり考えられませんので、今現在働きやすい会社を把握する上で参考になると思います。

順位企業名得点
1NEC722.27
2パナソニック720.50
3日立製作所709.97
4三井住友海上火災保険702.98
5凸版印刷677.30
6大日本印刷677.29
7三菱電機665.98
8東芝654.18
9シャープ646.07
10日本IBM640.47
11富士通639.18
12日産自動車637.09
13アメリカンファミリー生命保険636.07
14大和証券グループ本社635.45
15あいおい損害保険631.68
16帝人630.95
17パソナグループ629.59
18富士フィルム627.85
19東京海上日動火災保険626.11
20日本ヒューレット・パッカード625.13
21ソニー620.38
22ジェーシービー619.83
23富士電機ホールディングス618.12
24野村ホールディングス616.40
25第一生命保険610.40
26埼玉りそな銀行607.23
27伊藤忠商事603.56
28森精機製作所601.99
29住友商事600.38
30りそな銀行600.36
31富士ソフト599.96
32TOTO599.39
33パイオニア599.24
34ホンダ596.31
35リコー593.81
36オリックス590.25
37三菱商事588.69
38マツダ587.40
39積水化学工業586.21
40キリンホールディングス581.88
41資生堂581.68
42三菱UFJ信託銀行579.04
43高島屋577.12
44コマツ576.40
45新日本石油569.46
46トヨタ自動車569.21
47大成建設668.90
48静岡銀行566.97
49東レ565.73
50損害保険ジャパン563.14
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日本代表する超優良企業のトヨタ自動車。業績の高さに比例し、社員の平均年収も高く、就職先・転職先として最も人気の高い企業の一つです。

そんなトヨタ自動車ですが、働きやすさの面では意外と評価は高くないようです。とは言っても、今回の働きやすい会社ランキングでは46位となっているため、決して働きやすい会社としての評価が引くわけではありませんが、会社の規模、業績や人気度からすると働きやすさの面の評価は低い方という印象を受けます。

トヨタ自動車の働きやすさについてはネット上では以下のような口コミ・評判となっています。

  1. 給与: トヨタ自動車は業績の高さもあり、従業員に対しても一般的な日本企業に比べかなり高額な給与水準となっています。成果に応じたインセンティブやボーナス制度があり、努力と成果が評価される仕組み作りに取組んでいます。
  2. 福利厚生: トヨタ自動車には様々な福利厚生制度があり、これらの制度の存在が働きやすい会社ランキングでの評価に大きく影響しています。
    • 住宅手当: どこの会社にもある制度ですが、独身社員に対する手当の金額が少ないと言われており、この辺りが働きやすい会社として思ったほど上位にランキングされない理由ではないかと考えられます。
    • 子育て支援: 保育園の提供や育児休暇制度を充実させる等の子育て支援に力を入れており、従業員が長期的に働ける環境、仕事に注力できる職場作りに務めています。
  3. ワークライフバランス: 従業員のワークライフバランスを重視し、柔軟な労働時間制度を提供しています。特に育児休暇や介護休暇の取得を支援し、家庭と仕事の両立を支援しています。
  4. キャリア開発: 継続的な学習とスキルの向上を奨励しており、専門トレーニングやキャリアカウンセリング等、従業員が自身のキャリアを積極的に築く機会を積極的に提供しています。
  5. 安全文化: トヨタ自動車と言えばトヨタ式カイゼンで有名。製品や作業工程の改善だけでなく、従業員が職場で安全に作業できるように労働環境の改善にも力を入れています。安全トレーニングや報告制度が設けられており、労働災害の予防に注力しています。

企業口コミ・給与明細サイトのキャリコネが発表した「30代が働きやすい企業ランキング」では、子育て支援策に力を入れている「トヨタ自動車」「ソニー」「荏原製作所」がトップ3となったそうです。

30代ビジネスパーソンが対象ということもあってか子育て支援が評価のポイントとなったようです。

その他では、トヨタ自動車は「労働時間」と「ホワイト度」の評価が高かったそうで、休暇の取りやすさ、残業の少なさなどが評価されたようです。大手の上場企業は法令遵守の意識も高いのでそのような面も働きやすさに影響していると思われます。

また、企業口コミサイトを運営するグローバルウェイが発表した「管理部門が働きやすい企業ランキング」でもトヨタ自動車がトップとなっています。

「サービス残業は基本はなし。30分ごとに電子管理しており、その時間に対応して、勤怠をつける。残業代は全額支給。年間MAX360時間までしか残業できないので、逆に言うとそれまでに仕事を終わらせないといけない。フレックスタイム制のため、自由度も高い。休日出勤は異常事態以外ない」という口コミが書かれていました。

書かれている内容は働きやすい会社ランキングの上記企業では当たり前の内容。1分単位の勤怠管理が主流となっている中、30分ごとの勤怠管理はむしろ遅れている印象もあります。この口コミ内容がトヨタ自動車の働きやすさのポイントとして考えられているのであれば、トヨタ自動車が働きやすい会社ランキングで思ったほど上位にいないのも納得と言えそうです。

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