<調査方法>①労働者は「働きやすさ」としてどんな項目を重視しているのかを調査する【ビジネスマン意識調査(対象:労働者2600人)】と②会社は経営上の人事労務施策としてどんな項目を重視しているのかを調査する【働きやすい会社調査(対象:上場企業399社】の2つの調査により企業を評価。
①、②の調査は、双方が関連するように設定され、【ビジネスマン意識調査】で労働者の重視ポイントが高い項目ほど、その項目に関連する【働きやすい会社調査】の項目を高くするように得点を配分して、企業を評価。
【ビジネスマン意識調査】では、例年と同じ傾向で、休暇が取り易いか、労働時間は適正かといった項目が働きやすさを判断する重要な基準となっているようです。
ただし、仕事をする上で最も重視するものとしては「仕事のやりがい」が最多となっており、公私にメリハリをつけた働き方を好む人が多いようです。
ランキングでは、松下電器産業が3年連続首位となりました。松下電器産業は今年度よりホワイトカラー3万人を対象とした国内最大規模の在宅勤務制度を導入したほか、幅広い分野で高得点を得ました。
昨年は100位以下であった企業で今年30位以内に入ったのは積水化学工業とダイキン工業で、両者とも福利厚生制度を充実させたことが大きく影響したようです。
富士通が6位にランキングされているのも意外。成果評価制度の行き詰まりと一時業績が低迷し、数年に渡るリストラを実施したことで働きやすさとは縁遠い企業というイメージが定着していましたが、近年の業績回復により従業員からの評価が向上してきたのでしょうか。
当ランキングは2007年のものです。今現在が同じ状況とは言えませんが、働きやすい会社として評価されていた会社が急激に働きにくい会社に変貌することはあまり考えられませんので、今現在働きやすい会社を把握する上で参考になると思います。
■20代転職ほかフリーターなど学歴不問の就職
『第二新卒エージェントneo』
■求人情報保有数ダントツNo.1
『リクルートエージェント』
働きやすい会社ランキング
順位 | 企業名 | 得点 |
1 | パナソニック | 619.47 |
2 | NEC | 589.52 |
3 | 東芝 | 581.01 |
4 | 日本IBM | 578.51 |
5 | 凸版印刷 | 572.60 |
6 | 富士通 | 558.86 |
7 | ソニー | 557.81 |
8 | 日本ヒューレット・パッカード | 556.85 |
9 | 三菱電機 | 543.29 |
10 | 三井住友海上火災保険 | 542.71 |
11 | 東京海上日動火災保険 | 536.45 |
12 | 日産自動車 | 534.76 |
13 | 帝人 | 533.59 |
14 | TOTO | 533.22 |
15 | 積水化学工業 | 526.94 |
16 | 大日本印刷 | 526.19 |
17 | シャープ | 523.83 |
18 | 損害保険ジャパン | 522.46 |
19 | 第一生命保険 | 520.15 |
20 | アジレント・テクノロジー | 519.35 |
21 | 野村ホールディングス | 519.09 |
22 | 日立製作所 | 519.03 |
23 | 富士フィルム | 513.01 |
24 | 花王 | 512.70 |
25 | 昭和シェル石油 | 511.91 |
26 | 富士ソフト | 511.75 |
27 | ダイキン工業 | 510.02 |
28 | パイオニア | 505.30 |
29 | トヨタ自動車 | 504.67 |
29 | りそな銀行 | 504.67 |
パナソニックの働きやすさとは
パナソニックは、1965年に日本で初めて週休2日制を導入し(当時の社名は松下電器産業)、その伝統を引き続き守りつつ、人材育成に注力しています。MBA留学制度や、業務から離れてスキルアップに専念できる一定期間の研修制度などを提供しています。
2018年には、働き方改革の一環として、服装を自由化するなど柔軟な働き方を促進。また、「社外留職」や「社内複業」などの新たな制度を導入し、社員が他社で働くことや複数の部門で働くことが可能になりました。
社員からは、働き方改革により残業が減少し、上司が率先して早く帰宅する姿勢が感じられるとの声が寄せられています。特に研究所では、働く時間に一定の裁量があり、残業をほとんど行わない人もいれば、自らのスケジュールに合わせて働くことができる環境が整っています。休日出勤も、必要がある場合を除き、少なくなっており、休日出勤した際には代休を取得できる制度が設けられ、労働時間の調整が可能です。
これにより、社員たちは柔軟な働き方やワークライフバランスを享受し、働きやすい環境が整っていると感じています。これらの取り組みにより、パナソニックは若手社員を中心にポジティブな評価を得ています。
- 求人数が業界ダントツNo.1。 大手企業・人気企業の非公開求人情報を多数保有
- リクルートグループの強みを活かし、優良求人情報を多数保有
- 仕事探しの選択肢の多さで他の転職エージェントを圧倒
- 顧客満足度No.1。専任アドバイザーによる手厚いサポートが売り
- 業界2位の豊富な求人情報を保有。3位の転職エージェントの求人数とは大きな差がある。
- リクルートエージェントとは異なる求人も保有。非公開求人情報も多数。
コメント