パーソルキャリアが提供する転職サービス「doda(デューダ)」が、20代の未経験職種への転職における年収アップに関するデータを発表しました。この調査は「doda」の転職エージェントサービスを利用した20代の転職者を対象に、年収の変化や年収アップに繋がった要因を分析したものとのことです。
こんにちは!天職倶楽部を運営するKENです!
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私、KENの20代と言えば、自分でもあきれるほどの冴えないサラリーマンでした。
今もとんでもないキャリアを築いたわけではありませんが、年収も1,000万円台の半ばに達し、それなりに成功できたと思っています。
まだまだ上には上がいますが、気持的にはもう十分。今は天職倶楽部の一員として、転職やさならるキャリア形成を目指す人達のサポートを行っています。
未経験の仕事への転職で年収アップは可能でしょうか?
この記事では、天職倶楽部に在籍する現役キャリアアドバイザーが、
20代の6割が未経験職種への転職で年収アップに成功??を解説します。
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調査によると、未経験職種への転職をした20代の約6割が年収アップを実現し、特に「クリエイター・クリエイティブ職」「営業職」「事務・アシスタント職」での年収増加が目立っています。年収アップの要因としては、売り手市場の影響で企業が未経験者に対しても魅力的な条件を提示する傾向が高まっていることが挙げられます。
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未経験職種への転職で年収アップは可能?
未経験職種への転職における年収増加の背景
未経験職種への転職者が増えている背景には、企業が未経験者を採用する際に、競合他社よりも好条件を提示せざるを得ない状況があることが指摘されています。特に、経験者の採用が難しくなっている中で、企業は未経験者でもポータブルスキル(汎用的なスキル)を活かせる人材を重視し、年収を引き上げる傾向があります。
たとえば、マーケティング職や営業職では、異業種からの転職者が前職で得たコミュニケーションスキルやデータ分析力を活かし、即戦力として期待されることが多く、これが年収アップに繋がっています。
20代の未経験職種への転職者の年収アップ率
20代で未経験職種に転職した人々の年収は、2019年度から2023年度にかけて平均26万円増加し、2023年度には6割近くが年収アップを果たしています。特に目立った職種としては、「クリエイター・クリエイティブ職」「営業職」「事務・アシスタント職」があり、それぞれの職種で転職者の年収増加が確認されています。
これらの職種では、企業が若手を積極的に採用していること、また、前職の経験を活かせる職種への転職がしやすいことが、年収アップの要因となっています。
職種別年収増加額
- クリエイター・クリエイティブ職からの転職
前職が「クリエイター・クリエイティブ職」だった人の2023年度の転職者の平均年収は、345万円から391万円に増加。約47万円の年収増が確認されました。この職種からの転職者は、特に「マーケティング職」に進むケースが多く、Web系の広告代理店やコンサルティング会社が積極的に若手の採用を行っていることが要因です。 - 営業職からの転職
前職が「営業職」の人は、2019年度から2023年度にかけて平均38万円の年収増加が見られ、転職後の年収は363万円から401万円となりました。営業職は、リーダー職やメンバー職などで年収の違いが出やすいため、特に若手層が年収アップを実現する傾向があります。 - 事務・アシスタント職からの転職
事務・アシスタント職からの転職者は、2023年度において3人に2人が年収アップを達成。過去5年間で年収は平均28万円増加し、356万円から384万円となりました。特に、事務・アシスタント職から営業職やマーケティング職への転職が増えており、これが年収増加に繋がっています。
ポータブルスキルの重要性
未経験職種への転職で年収がアップする要因の一つは、転職者が前職で得たポータブルスキルを新しい職種で活かすことにあります。ポータブルスキルとは、職種を問わず活用できる汎用的なスキルのことです。
たとえば、「クリエイター・クリエイティブ職」から「マーケティング職」へ転職した場合、WebプランナーやWebデザイナーとして培った「ニーズを引き出すスキル」「データ分析力」「PDCAを回す力」などが評価され、年収アップに繋がるケースが多く見られます。
また、「営業職」からの転職者の場合、コミュニケーションスキルや顧客関係構築スキルが評価され、異業種でもポテンシャル採用が進んでいます。このような汎用的なスキルが評価されることで、未経験職種でも年収アップが実現することが分かります。
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未経験職種への転職の今後の展望
2024年度以降も、経験者採用が中心となる中途採用市場の傾向は変わりませんが、未経験者を積極的に採用する企業が増える可能性は高いと考えられています。特に、未経験者に対しても魅力的な条件を提示する企業が増え、ポータブルスキルを活かせる職種では年収アップが期待できるでしょう。
まとめ
「doda」の調査結果から、未経験職種への転職をする20代の年収が大きくアップしていることが明らかになりました。特に、「クリエイター・クリエイティブ職」「営業職」「事務・アシスタント職」などの職種では、ポータブルスキルが評価され、企業が積極的に未経験者を採用する中で年収アップが実現しています。
未経験職種に転職する場合、自分の強みを活かせる職種を見つけ、必要なスキルを身につけることが重要です。キャリアオーナーシップを発揮し、転職先での活躍を通じて、納得のいくキャリアを築いていくことが可能です。
以下は、Dodaを含む転職市場全体の観点から20代で未経験職種に転職して年収アップした事例を交えた記事です。どうぞご確認ください。
20代で未経験職種に転職し、年収アップを実現した理由
最近、20代の若者が未経験職種への転職を通じて年収アップを実現している事例が増加している。転職市場では、特に未経験者に対して積極的な採用が行われ、年収アップを果たした20代が増えている。この現象は、転職支援サービス「Doda(デューダ)」の調査をはじめ、複数の転職サイトやエージェントが報告している結果でもある。しかし、なぜ20代で未経験職種に転職しながらも年収が増えるのだろうか。以下の要因が関係していると考えられる。
1. 売り手市場が影響
特に2023年度以降、転職市場は「売り手市場」と呼ばれる状況にあり、企業側が人材を求めて積極的に採用を行っている。これにより、未経験者を積極的に受け入れる企業も増加している。企業側は即戦力だけでなく、将来性のある人材を確保するために、経験がなくても優れたポテンシャルを持つ若者を採用し、必要なスキルを社内で育成する体制を整えている。
たとえば、企業は営業や事務職などのポテンシャルを重視する職種で、未経験者に対して一定の教育プログラムを提供し、早期に戦力として育てる方針をとっている。特にITやデジタル領域の企業では、若い才能を重視し、研修制度やキャリアパスの明確化によって、未経験者でも活躍できる環境を整えている。このような企業の姿勢は、年収アップにもつながっているといえる。
2. 汎用的なスキルの需要
未経験職種に転職して年収がアップする要因の一つとして、前職で培った「汎用的なスキル(ポータブルスキル)」の活用が挙げられる。特に、営業職やカスタマーサポートなどの職種から転職する場合、コミュニケーション能力や問題解決能力といったスキルは、どの業界でも重要視される。そのため、前職で得た経験を活かして新しい職種で活躍できると判断されることが多い。
たとえば、前職が営業職で、人と接するスキルや交渉能力に自信を持っている若者が転職活動を行うと、未経験の営業支援職やマーケティング職で即戦力として活躍できると見込まれることがある。その結果として、転職先企業からは高い年収が提示されることも多い。
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3. 業界や職種の成長性
未経験職種への転職で年収アップを果たす場合、成長性のある業界や職種を選ぶことが重要だ。特に、IT業界やデジタルマーケティング、AI関連の職種は急速に成長しており、未経験者でもポテンシャルを評価されることが多い。これらの業界では、技術や知識の習得意欲が高い若手を積極的に採用しており、その結果として初任給が高くなる傾向がある。
例えば、IT企業のシステムエンジニア職やWebデザイン職では、未経験者でも最初から比較的高い年収が提示されるケースが多く見られる。こうした職種では、未経験であっても学習意欲や成長意欲が評価され、その後の年収アップが見込まれる。
4. 企業の競争力向上を目指す取り組み
企業側は、競争力を強化するために、未経験者を積極的に育成しようとする動きが強まっている。特に、企業文化や価値観に合った人材を育てる方針をとる企業では、未経験者の年収アップが顕著に表れている。
例えば、ある企業では未経験者向けに特別なオンボーディングプログラムを用意し、転職者が入社後にスキルをしっかりと身につけることができる環境を整えている。このような企業は、最初の年収が高めに設定されており、社員の定着率やモチベーション向上を目指して、年収アップを早期に実現させることができている。
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5. 転職エージェントのサポート
転職エージェントは、求職者の希望や適性に合った企業を紹介するだけでなく、年収交渉や面接対策などのサポートを行う。特にDoda(デューダ)やリクルートエージェント、マイナビエージェントなどの大手転職エージェントは、未経験職種への転職を希望する求職者に対して、業界や職種に特化したアドバイスを行っている。これにより、未経験者でも企業から高評価を受け、年収アップが実現する可能性が高くなる。
転職エージェントは、企業の内部事情や転職市場の動向に詳しく、適切なタイミングで年収交渉を行うことができる。これにより、転職者はより高い条件で転職先を決定できることが多い。
結論
20代で未経験職種に転職して年収アップを実現したケースは増加しており、売り手市場、汎用的なスキルの活用、成長産業への転職、企業の人材育成への積極的な取り組みなどがその要因として挙げられる。転職エージェントのサポートや企業の教育プログラムの充実も重要な要素であり、転職者はこれらの要因をうまく活用することで、未経験職種への転職でも年収を上げることができると言える。
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