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転職エージェントを利用すべきか|現役キャリアアドバーザーがぶっちゃけ解説

転職エージェント 転職エージェント

転職活動において、転職エージェントを利用するか否かは転職活動そのものや転職の成否に大きく影響しますが、「思ってたのと違った」や「利用しなければよかった」という意見もあり、転職エージェントを利用するか悩んでいる方も多いかと思います。

当ページでは、転職エージェントについての悪い噂が耐えない理由とそんな転職エージェントを利用すべきか、理想するならどう利用すべきかを紹介しています。

KEN
KEN

当サイトでは、転職希望者から各社の人事担当者や面接官、転職支援企業関係者などが情報交換するコミュニティー「天職倶楽部」の情報を紹介しています。

こんにちは。このページでは、企業の採用担当と転職希望者のコミュニティーサイト天職倶楽部を主宰するKENが転職エージェントの利用を躊躇っている方に転職エージェントとの正しい付き合い方を紹介いたします。

■20代転職ほかフリーターなど学歴不問の就職
  『第二新卒エージェントneo』


■求人情報保有数ダントツNo.1
  『リクルートエージェント』

転職活動の成否に大きく影響してくる転職エージェントの存在。

 ・専門のキャリアアドバイザーに転職活動をサポートしてもらえる

 ・一般には公開されていない好条件の非公開求人を紹介してもらえる

 ・転職エージェントと通じて応募することで採用される可能性が高まる

といったメリットがある一方、

 ・希望していない会社への応募を勧められることがある

 ・判断を急かされたり、転職エージェントの都合で進められることがある

といった声のほか、

 ・すぐに希望年収を下げようとする

 ・はじめは丁寧な対応だったが、途中からは求人情報が自動送信されるだけ

 ・希望を無視して兎に角どこかの会社に入社させようとする

 ・気にしているのは成功報酬のことばかり。転職者のことなんて考えていない

といった悪い評判も聞かれたりします。

バツ

なぜ転職エージェントの悪い噂が耐えないのでしょうか。多くは転職希望者が転職エージェントがどのようなものか理解していないことで起こる誤解が原因です。

多くの転職希望者は転職エージェントのことを、「転職者ひとりひとりのことを考えて、あなたにとって最高の転職先を見つけてくれるサービス」、「あなたが転職成功するためにあらゆる支援、努力をしてくれる助っ人」、なかには転職活動に苦しむ人を救ってくれる慈善団体のように考えている人もいるようです。

しかし、実際の転職エージェントとは、採用活動を行っている企業に人材を紹介し、採用してもらうことで手数料を得る純然たる営利企業です。営利企業である以上、最優先課題はいかに利益を上げるかです。転職エージェントは、社員を募集している企業(クライアント)に人材を紹介、採用してもらい、成功報酬を払ってもらうことで成り立っています。

転職希望者全員がそれぞれに最適な条件の会社に転職できるのが理想ですが、実際のところ採用活動は企業と応募者の相性やその時々の状況で上手く行ったり行かなかったりする水物です。転職エージェントとしても数打ちゃ当たるという考えで転職支援を行っているのが正直なところです。

実際にほとんどの転職エージェントは、転職希望者がどのような会社に転職すれば本人にとって幸せな転職になるかなんてことはほとんど考えていません。転職希望者が採用された会社で成功するかどうかは本人の努力や会社の状況でどうなるかなんて分からないのですから、転職エージェントとしてはとにかくどこかの会社に入社させてみることが大事なのです。

そんな話を聞くと、転職希望者としては転職エージェントを利用すると良い会社になんて就職できないのでは?と感じてしまうと思います。それでは、転職希望者は転職エージェントを利用しないで転職活動を行った方がよいのでしょうか?

KEN
KEN

ぶっちゃけ転職エージェントとすれば、転職希望者が転職に成功するかどうかはどうだっていいんです。たくさん応募させてどれか引っかかれば良いという考え方じゃないとやってられないのが正直なところ。では、そんな転職エージェントとどう付き合うか? が大事なんです。

転職活動時に転職エージェントを利用した方が良いのは間違いないことですが、転職エージェントを使えば必ずしも転職が成功するわけではありません。

転職エージェントに言われるがままではなく、自ら転職を成功させるという強い思いで転職エージェントを上手く使いこなす、上手な付き合い方をする必要があります。

転職エージェントを上手く利用するためのポイント

転職エージェントを上手く利用するには、転職エージェントの特徴を理解し、自分に合った活用方法を実践することが重要。以下、具体的なポイントを詳しく解説する。

転職エージェントの種類を理解し、自分に合ったサービスを選ぶ

リクルートエージェント

リクルートエージェント

  • 求人数が業界ダントツNo.1。 大手企業・人気企業の非公開求人情報を多数保有
  • リクルートグループの強みを活かし、優良求人情報を多数保有
  • 仕事探しの選択肢の多さで他の転職エージェントを圧倒

総合型転職エージェント

  • 特徴:業界・職種を問わず、多くの求人を取り扱う。
  • 代表例:リクルートエージェント、doda、マイナビエージェント など。
  • 向いている人
    • どんな企業があるか幅広く知りたい人。
    • まだ転職の方向性が定まっていない人。

特化型転職エージェント

  • 特徴:業界・職種に特化し、専門性の高い求人を扱う。
  • 代表例
    • IT・Web系:レバテックキャリア、ワークポート。
    • 経理・会計系:MS-Japan、ジャスネットキャリア。
    • 外資・ハイクラス:JACリクルートメント、ロバート・ウォルターズ。
  • 向いている人
    • すでに目指す業界・職種が決まっている人。
    • その業界の専門的なアドバイスがほしい人。

ハイクラス向け・ヘッドハンティング型転職エージェント

  • 特徴:年収800万円以上のエグゼクティブ・専門職向け求人を扱う。
  • 代表例:ビズリーチ、リクルートダイレクトスカウト、JACリクルートメント。
  • 向いている人
    • 管理職や専門職の転職を考えている人。
    • 現職である程度の実績があり、キャリアアップを目指す人。

複数の転職エージェントを併用する

1社だけでなく、最低でも2~3社を併用することで以下のメリットがある。

  • 求人の選択肢が増える(転職エージェントごとに独占求人がある)
  • 相性のいい転職エージェントを見極められる
  • 異なる視点でアドバイスをもらえる
レバテックキャリア

レバテック

  • IT・Webエンジニア特化の転職支援サービス
  • ITエンジニアが利用したい転職エージェントNo.1
  • 保有求人7000件以上のうち8割以上が年収600万円以上のハイクラス求人

併用時のポイント

  • 総合型+特化型の組み合わせが効果的。
    • 例)リクルートエージェント+MS-Japan(経理特化)
  • ハイクラス向けの転職ならヘッドハンティング型を追加
    • 例)ビズリーチ+JACリクルートメント

転職エージェントに対して「転職軸」を明確に伝える

転職エージェントは「どんな仕事がしたいか」「何を重視するか」が明確なほど、良い求人を提案しやすくなる。

伝えるべきポイント

  • 業界・職種の希望
    • 例)「経理職として、決算業務や税務に携われる企業を希望」
  • 企業規模や社風の希望
    • 例)「大手企業の安定感がある環境」「ベンチャーでスピード感を持って働ける環境」
  • 年収・勤務地の希望
    • 例)「年収500万円以上」「リモートワーク可能な企業」
  • 譲れない条件・妥協できる条件
    • 例)「福利厚生より、スキルアップできる環境を重視」

転職エージェントに「本気度」を示し、優先度を上げてもらう

第二新卒エージェントneo

  • 10代、20代の就職・転職に特化した転職エージェント
  • 第二新卒・既卒、高卒、中卒、フリーター、ニートの転職に専門特化
  • 学歴・経歴不問の未経験歓迎求人情報が豊富

転職エージェントは「内定を獲得できそうな人」を優先するため、「本気で転職を考えている」ことをアピールすると対応が良くなる。

本気度を示す方法

  • 最初の面談で意欲を伝える
    • 「○月までに転職したいと考えています」
    • 「書類選考や面接対策も積極的に取り組みたい」
  • レスポンスを早くする
    • 案件の紹介や書類の修正依頼には、できるだけ24時間以内に返信する。
  • 面接のフィードバックを活かす
    • 不採用の理由を聞き、次に生かす姿勢を見せる。

紹介される求人を「選別」する

GEEKLY

ギークリー

  • IT・WEB・ソーシャルゲーム業界を専門とした転職支援サービス
  • 大手を中心に非公 開求人数は22,000件以上
  • リクナビNEXT GOOD AGENT RANKING入賞 (IT・WEB部門ほか計7部門)

転職エージェントは「成約(転職成功)」を重視するため、時には希望と異なる求人を紹介することもある。

選別のコツ

  • 興味のない求人は断る
    • 「〇〇の理由で、この求人は希望と異なります」と明確に伝える。
  • 「とりあえず応募」はしない
    • 「この求人は本当に自分が行きたい会社か?」を考えてから応募する。
  • ブラック企業を見極める
    • 「離職率が高い」「常に募集している」企業は要注意

転職エージェントとの関係を良好に保つ

転職エージェントは「良い転職先を紹介してくれるパートナー」として活用すべき。
そのため、信頼関係を築くことが大切。

関係を良くするコツ

  • 定期的に連絡を取る
    • 「最近の市場動向を教えてください」
    • 「新しい求人情報があれば教えてください」
  • 紹介された求人に対してフィードバックする
    • 「この企業は〇〇の点で興味があります」
    • 「この企業は△△の理由で希望に合わないです」

面接対策や年収交渉を最大限活用する

転職エージェントは企業との交渉役も担っているため、面接対策や年収交渉をお願いすると有利に進められる。

面接対策のポイント

  • 過去の面接の質問を共有してもらう
    • 「この企業では、過去にこういう質問がありました」
  • 模擬面接を依頼する
    • 「自己PRの仕方を改善したいので、アドバイスをお願いします」

年収交渉のポイント

  • 転職エージェント経由で交渉する
    • 「現在の年収が500万円なので、少なくとも550万円以上でお願いしたい」
  • 条件面談を活用する
    • 内定後の条件交渉ができる場合は、転職エージェントに交渉してもらう。

まとめ

転職エージェントを最大限活用するには、上記の7つのポイントが重要。
この方法を実践すれば、より良い求人に巡り合い、満足度の高い転職が実現しやすくなります。

転職エージェントの利用は必須ではありません。しかし、百戦錬磨の転職エージェントの支援を受けた転職希望者と何のサポートを受けていない転職希望者では転職成功確率が全く違ってくるのは当然のことです。転職エージェントを積極的に利用して転職を成功させましょう。

リクルートエージェント

リクルートエージェント

  • 求人数が業界ダントツNo.1。 大手企業・人気企業の非公開求人情報を多数保有
  • リクルートグループの強みを活かし、優良求人情報を多数保有
  • 仕事探しの選択肢の多さで他の転職エージェントを圧倒
第二新卒エージェントneo

  • 10代、20代の就職・転職に特化した転職エージェント
  • 第二新卒・既卒、高卒、中卒、フリーター、ニートの転職に専門特化
  • 学歴・経歴不問の未経験歓迎求人情報が豊富

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