転職活動を成功させるために転職エージェントを利用するのは、今や当たり前。
当サイトでは転職エージェントに登録する前にすべきことを解説しています。
こんにちは!当コラム担当のKENです!
今は年収1,000万円台の半ばまでになりましたが、20代後半は寧ろ安月給の冴えないサラリーマンでした。
まだまだ上には上がいますが、気持的にはもう十分。今は天職倶楽部の一員として、転職やさならるキャリア形成を目指す人達のサポートを行っています。
転職エージェントがどんなところかを知っている前提で進めますので、転職エージェントがどんなものかを知りたい方は以下の関連ページでご確認ください。
ただ、1点。これだけは知っておいてください。
転職エージェントは公的機関でも慈善団体でもありません。利益を追求する営利企業です。
転職をサポートしてくれるのは、それが会社の利益につながるからです。
決してあなたが最良の人生を送れることを願ってサポートしてるわけではありません。
この点は肝に銘じておいてください。
繰り返しになりますが、転職エージェントに登録する前に以下の点を理解しておいてください。
転職エージェントに登録する前に知っておくべきこと
転職エージェントは自社と契約している会社(クライアント)以外の求人情報は絶対に紹介してくれません。
自社が保有している求人以外に、あなたにとってもっとよい求人が10件あったとしても、それを紹介することはありません。自社の利益にはならないので当然ですよね。
1つの転職エージェントだけを利用していると、実はもっといい転職先があったのに知らずに終わってしまうということになりかねません。
売れる人を優先する
転職エージェントは、クライアントに紹介した人材が採用されて初めて求人企業から成功報酬を得られます。営利企業としては、いかに売上を増やすかが重視されるため、自ずと採用されやすい人を優先的に転職支援することになります。
企業がなかなか採用しそうにない人は後回しにされたり、ズバリ紹介できる会社はありませんと言われちゃうこともあります。
早く転職させたがる。
転職希望者が希望する会社に入社することよりも、どこでもよいので早く転職を決めて成功報酬を得たいのが転職エージェントの本音。内定もらえたら他にもっと良い会社があっても、さっさと転職してくれるのが理想的なのです。
冷たい言い方をしますと、転職希望者は転職エージェントからすると商品です。常に新しい商品を仕入れて販売して行く必要があります。
転職者の希望よりも採用されやすい求人を紹介される可能性がある。
基本的に転職希望者の希望に沿った転職先をすすめてくれますが、キャリアアドバイザーが転職希望者のスキルや適性に見合った求人や内定が得られやすい求人をすすめて来ることもあります。
転職希望者本人の希望よりも転職エージェントが紹介した仕事の方が結果的に本人にマッチしていいたということもありますので、必ずしも悪い話ではありません。
転職エージェントに登録する前にすべきこと
転職する時期を決める
仕事をしながら転職先を探す人が大半だと思います。
転職時にはキャリアアドバイザーとの面談、応募先企業の面接など仕事の合間を縫って行う必要があり、公私ともに慌ただしくなります。
特に応募先企業との面接は、平日の昼間に行われることも多く、何度か仕事を休まないといけなくなることが想定されます。
転職活動は転職エージェントに登録後3~6ヶ月かかるという前提で、応募先との面接用に有給休暇を残しておく、急に仕事を休みがちになることを不審に思われないように事前工作を行っておきましょう。
面接のため、急に休暇を取ることも多いので、「親族の体調が悪く…」なんて話を職場に広げておくのはよくある手です。
今の仕事を辞めてから転職先を探すのは極力避けましょう。転職先がなかなか決まらないと生活が維持できなくなる、このまま仕事がきまらなかったらという不安から希望しない転職先に転職をしてしまうといったリスクが高くなります。
転職先の条件の優先順位を決めておく
必ずしも転職エージェント登録前に決めておかなくても良いことですが、転職エージェント登録後はすぐに求人企業を紹介され、そこから応募先を選んで即応墓という流れが一般的です。
事前に転職先の条件について優先順位を決めておけば、何となく選んだ会社で転職活動が進んでしまうということが避けられます。
また、事前にキャリアアドバイザーに転職先の条件の優先順位を示しておけば、キャリアアドバイザーがそれに見合った求人を探してくれるため、より自分の希望にマッチした転職先に出会える可能性が高くなります。
具体的には、年収を優先するのか、仕事内容を優先するのかですが、その他にも勤務地を重視するのか、働きやすさや社風といったものを優先するのかといったことがあります。
優先順位、希望条件(年収いくら以上など)をリスト化しておきましょう。
複数の転職エージェントに登録する
各転職エージェントが保有する求人はそれぞれ異なります。
自分が登録した転職エージェントが保有しない会社の求人情報を他の転職エージェントが持っている可能性があります。
1つの転職エージェントに登録するだけだと、本当はもっと良い条件の会社に就職できたのに、それを知らずに終わってしまう可能性があります。
転職エージェントは、リクルートエージェント
とdodaへの登録はマスト。
この2社の他に特定の業界、業種に特化した転職エージェントに1~2社登録して使い分けるのが転職成功の秘訣です。
まれな例ですが、A転職エージェント経由で応募して不採用だった会社にB転職エージェント経由で応募して合格したという事例もあります。
リクルートエージェント とdodaが保有する求人情報数は他社を圧倒してますので、この2社の求人情報にない会社は社員を募集していないと判断していいレベルになります。
- 求人数が業界ダントツNo.1。 大手企業・人気企業の非公開求人情報を多数保有
- リクルートグループの強みを活かし、優良求人情報を多数保有
- 仕事探しの選択肢の多さで他の転職エージェントを圧倒
- 顧客満足度No.1。専任アドバイザーによる手厚いサポートが売り
- 業界2位の豊富な求人情報を保有。3位の転職エージェントの求人数とは大きな差がある。
- リクルートエージェントとは異なる求人も保有。非公開求人情報も多数。
- 10代、20代の就職・転職に特化した転職エージェント
- 第二新卒・既卒、高卒、中卒、フリーター、ニートの転職に専門特化
- 学歴・経歴不問の未経験歓迎求人情報が豊富
転職エージェント登録前の注意点
- 自己分析の不足: 転職エージェントに依存する前に、自己分析を十分に行いましょう。自分の強みや弱み、キャリア目標を明確に把握することで、エージェントとのコミュニケーションが効果的になります。自分の価値を理解することが、適切な求人の選定につながります。
- 複数のエージェントと比較: 1つのエージェントに依存せず、複数のエージェントと契約することを検討してください。異なるエージェントは異なる企業ネットワークを有しており、複数利用することで選択肢が広がり、最適な求人を見つけやすくなります。
- 手数料や契約条件の確認: 転職エージェントの手数料や契約条件は異なります。事前に明確に把握し、契約前に細かい部分まで確認しましょう。意外なコストや条件に後から気付かないようにするためです。
- エージェントの専門分野の確認: 転職エージェントは得意分野が異なります。自分の希望職種や業界に特化したエージェントを選ぶことで、より専門的なサポートを受けることができます。
- 情報の正確性と透明性: エージェントから提供される情報が正確で透明かどうかを確認しましょう。求人情報や企業情報の正確性は信頼性を確認する上で重要です。
- 自己マーケティングの向上: 転職エージェントはあくまでサポート役です。自己マーケティングや履歴書・職務経歴書の充実も怠らないようにしましょう。アピールポイントを的確に伝えることが求人獲得の鍵です。
- 適切なタイミングの把握: 転職エージェントを利用する際には、転職市場や特定の業界の動向を把握することが重要です。適切なタイミングで活動することで、良い求人に出会いやすくなります。
- エージェントの評判の確認: インターネットや口コミを活用して、エージェントの評判やクライアントの体験談を確認しましょう。信頼性や実績を確認することで、安心して協力できます。
- 自己企画の重要性: エージェントに頼りすぎず、自分主導での求人探しも大切です。自己アピールやネットワーキングを通じて、直接企業とのコネクションを築くことが成功のカギです。
- 長期的なキャリア戦略の考慮: 単なる転職だけでなく、長期的なキャリア戦略を考えましょう。エージェントと連携しながら、将来のキャリア目標に合致する求人を見つけることが重要です。
コメント