転職がめずらしいことではなくなりつつありますが、仕事を辞める、仕事を変えることはまだまだ人生を左右する大きな決断です。仕事を辞めたくなっても、今より良い条件の仕事に就けるのか、新しい職場で仕事を続けられるか、それ以前に次の仕事を見つけることはできるのかと不安に感じている人が多いと思います。
当サイトでは、仕事を辞めたい人必見の、仕事を辞めるべきか、転職することができるのかを簡単に診断する方法をご紹介しています。仕事を辞めたい人は、実際に仕事を辞めてしまう前に当サイトの情報を参考に診断を行ってみてください。
こんにちは!天職倶楽部を運営するKENです!
天職倶楽部では、各社の人事担当者やキャリアアドバイザー、キャリアアップを目指す人達が交流し、転職だけでなく、キャリアアップ、成功に役立つ情報を提供しています。
私、KENの20代と言えば、自分でもあきれるほどの冴えないサラリーマンでした。
今もとんでもないキャリアを築いたわけではありませんが、年収も1,000万円台の半ばに達し、それなりに成功できたと思っています。
まだまだ上には上がいますが、気持的にはもう十分。今は天職倶楽部の一員として、転職やさならるキャリア形成を目指す人達のサポートを行っています。
■20代転職ほかフリーターなど学歴不問の就職
『第二新卒エージェントneo』
■求人情報保有数ダントツNo.1
『リクルートエージェント』
仕事を辞めている人は年間どれくらい
厚生労働省の雇用動向調査によると過去20年の離職率はおよそ15%前後で推移しています。100人の内、15人。10人の内、1~2人が毎年仕事を辞めているということになりますので、仕事を辞めている人は結構多いという印象です。
但し、調査対象にはパートタイマーも含みますので、一般労働者だけでみると離職率は10%前後で、1年間に10人に1人が離職している状況です。さらにこの離職者には定年退職の人も含まれるので自己都合で離職する人はさらに少ない数字となります。
自己都合退職者の具体的な数字は分かりませんが、総務省の調査によると毎年全就業者の5%前後の人が転職をしているということですので、自己都合で退職している人も5%ほどではないかと思われます。
いずれにせよ毎年20人に1人くらいが自己都合退職して転職をしているようです
仕事を辞めたい人の現状は??
仕事を辞めたい人の割合
仕事を辞めたいと考えている人の割合はどれくらいでしょうか。
日本労働調査組合の調査によると20歳以上の会社員を対象に、退職もしくは転職を検討していますかというアンケート調査を行ったところ、35%の社員が転職または退職を検討しているということでした。
退職、転職を検討している人は35%。検討まで行かないまでも仕事を辞めたいと思っている人は7割以上、辞めたいと思ったことがある人に至っては9割前後と言われています。
会社を辞めたいと思ったとき、周りの環境が悪いのか自分自身の考えが甘いのか判断に迷うことは多いと思います。会社を辞めたいと思っている人たちがどのような理由で会社を辞めたいと思っているのかを確認してみましょう。
会社を辞めたい理由ランキング
順位 | 会社を辞めたい理由 | 割合 |
---|---|---|
1位 | 職場の人間関係が悪い | 23.2% |
2位 | 理不尽な扱いや叱責を受けた | 21.1% |
3位 | 仕事量や残業が多い/休みが取れない | 14.7% |
4位 | 給料が安い/ボーナスや昇給がない | 11.7% |
5位 | 上司と合わない | 6.7% |
6位 | ミスをした/仕事が上手く行かない | 6.2% |
7位 | 評価されない | 5.6% |
8位 | やりがいがない | 4.6% |
9位 | 客からのクレーム対応 | 3.7% |
10位 | ノルマがある | 2.6% |
仕事が面白くない、やり甲斐がないので仕事を辞めたいという意見もないわけではないですが、それを理由に仕事を辞めたいと思う人はかなり少数派です。仕事は仕事と割り切っている人も多く、つまらなくても仕方ない、或いはつまらなくて当然と感じているようです。
仕事を辞めたい理由の多くは、人間関係と賃金等の待遇になります。上司や職場の同僚との関係が悪い、給料が安い、残業が多く休みが取りにくいといった理由が仕事を辞めたい理由の上位ですので、給料が安いや残業が多い、休みが取りにくいといった状況は転職で改善できるかもしれませんが、人間関係についてはどこの職場でも問題となる確率は高いようですので、人間関係を理由に仕事を辞めるのは慎重になった方が良いかもしれません。
ただ、一旦悪くなった人間関係を修復するのはなかなか難しいものですので、転職で人間関係をリセットするのも選択肢のひとつであることは間違いありません。
職場の社員同士が敵対している場合や険悪なムードというような場合は、職場を離れるのも一案です。その場合でも、まずは転職よりも社内での異動を考えましょう。
性格が合わないや人間関係が希薄といったレベルの人間関係の悩みはどこにでもある話で、それを理由にした異動や転職は慎重に考えましょう。
転職を考え始めたきっかけランキング
順位 | 退職を考え始めたきっかけ | 割合 |
---|---|---|
1位 | やりがい・達成感を感じない | 41% |
2位 | 給与が低かった | 41% |
3位 | 企業の将来性に疑問を感じた | 36% |
4位 | 人間関係が悪かった | 35% |
5位 | 残業・休日出勤など拘束時間が長かった | 26% |
6位 | 評価・人事制度に不満があった | 26% |
7位 | 自分の成長が止まった・成長感がない | 24% |
8位 | 社風や風土が合わなかった | 22% |
9位 | 業界・企業の将来性が不安だった | 16% |
10位 | やりたい仕事ではなかった | 15% |
仕事を辞めたいという気持から一歩進み、転職を考え始めたきっかけのランキングです。
給与面や人間関係の不満で仕事を辞めたいという人は基本的に多いのですが、給与が低いと同率で首位になったのが「やりがい・達成感を感じない」でした。仕事をしていてもやりがいをかんじられないのであれば転職も考え始めますよね。
職場の社員同士が敵対している場合や険悪なムードというような場合は、職場を離れるのも一案です。その場合でも、まずは転職よりも社内での異動を考えましょう。
性格が合わないや人間関係が希薄といったレベルの人間関係の悩みはどこにでもある話で、それを理由にした異動や転職は慎重に考えましょう。
転職活動を始めた理由ランキング
順位 | 転職活動を始めた理由 | 割合 |
---|---|---|
1位 | 仕事内容に不満があった | 28.6% |
2位 | 給与が低かった | 26.4% |
3位 | 職場の人間関係が悪かった | 24.3% |
4位 | 会社の将来性・安定性に不安があった | 23.7% |
5位 | 休日や残業時間などの待遇に不満があった | 19.0% |
6位 | 労働環境に不満があった(テレワーク、時差出勤など) | 16.1% |
7位 | 成長できる環境が整っていなかった | 16.1% |
8位 | 新しいことに取組みたかった | 15.3% |
9位 | 業績などを正当に評価してもらえなかった | 15.1% |
10位 | 会社の事業内容に不満があった | 14.9% |
転職を考え始めたきっかけランキングと同様に具体的に転職活動を始めた理由ランキングのトップは「仕事内容に不満があった」です。人間関係を理由とした転職は企業からの評価が良くない、転職すると給与や生涯賃金面で不利になることが多いということもあってか転職活動を始めた理由では仕事内容が一位という結果でした。
転職には、仕事内容を選べる、収入アップが見込める、人間関係をリセットできるという多くのメリットがあります。ただ、希望通りの転職ができるかというリスクが付きまといますので、転職前に十分に検討する必要があります。当ページで紹介する方法で事前検討をしてみてください。
転職理由ランキング
順位 | 転職理由 | 割合 |
---|---|---|
1位 | 給与が低い・昇給が見込めない | 32.8% |
2位 | 昇進・キャリアアップが望めない | 25.2% |
3位 | 社内の雰囲気が悪い | 23.4% |
4位 | 尊敬できる人がいない | 22.9% |
5位 | 業界・会社の先行きが不安 | 22.4% |
6位 | スキルアップしたい | 22.2% |
7位 | 人間関係が悪い/うまくいかない | 20.9% |
8位 | 会社の評価方法に不満があった | 20.7% |
9位 | 肉体的または精神的につらい | 20.3% |
10位 | 労働時間に不満(残業が多い/休日出勤がある) | 18.7% |
転職理由で見ると「給与が低い、昇給が見込めない」、「昇進、キャリアップが見込めない」ということで、転職して収入増、キャリアアップによる将来的な収入や待遇改善を目指すという意見が目立ちます。
転職すれば収入アップ、キャリアアップが約束されるものではありません。事前に収入アップやキャリアアップの可能性を診断することをおすすめします。
退職理由ランキング
順位 | 退職理由 | 割合 |
---|---|---|
1位 | 給与・報酬が少なかった | 40.7% |
2位 | 事業または会社の将来に不安を感じた | 31.7% |
3位 | 労働時間が長かった・休暇が少なかった | 30.9% |
4位 | 会社の経営方針に不満を感じた | 30.1% |
5位 | 能力・実績が正当に評価されなかった | 21.1% |
6位 | 新しい仕事がみつかった | 18.7% |
7位 | 人間関係がうまくいかなかった | 13.8% |
8位 | 自分の希望する仕事ではなかった | 13.0% |
9位 | 通勤時間が長かった | 8.1% |
10位 | 健康がすぐれなかった | 7.3% |
転職理由:厚生労働省調査(女性)
順位 | 退職理由 | 割合 |
---|---|---|
1位 | 会社の経営方針に不満を感じた | 32.3% |
2位 | 給与・報酬が少なかった | 30.6% |
3位 | 労働時間が長かった・休暇が少なかった | 29.0% |
4位 | 事業又は会社の将来に不安を感じた | 24.2% |
5位 | 能力・実績が正当に評価されなかった | 21.0% |
6位 | 人間関係がうまくいかなかった | 21.0% |
7位 | 新しい仕事がみつかった | 19.4% |
8位 | 自分の希望する仕事ではなかった | 9.7% |
9位 | 通勤時間が長かった | 6.5% |
10位 | 健康がすぐれなかった | 6.5% |
女性の転職理由の1位は「会社の経営方針に不満を感じた」です。
志が高いとも言えますし、男性に比べて細かいことを気にする傾向があるとも言えそうですね。
おすすめの大手総合型転職エージェント |
リクルートエージェント
求人保有数No.1。転職社の大半が利用する転職エージェント最大手 doda マイナビジョブ20's(トゥエンティーズ)
20代、第二新卒、既卒者向けに特化した大手総合型転職エージェント |
仕事を辞めるべきかを診断
今の会社を辞めるべきではない人の共通点
DIAMOND ONLINEに「今の会社を辞めるべきではない人の共通点」という記事が書かれています。
転職エージェントでは、転職したいと言う人に良い人はいないと言われているそうです。転職したいと言う人は今より良い理想の会社がどこかにあって、そこに転職してキャリアアップしたいという考えを持っていることが多いようですが、実際にはそんな理想の会社は存在しないため、特に以下のような傾向のある人は今の会社を辞めるべきではないとのことです。仕事を辞めたいと考えている人は参考にしてみてください。
とにかく安定志向の人
公務員または公務員的な体質のある財団法人や古くからある伝統的な会社、何らかの強みがあって業績も悪くない会社に勤めている一方で、仕事は面白くないという人。給料も良くはないが、悪くもないという人。このような安定している会社・職場で働いているものの、もっと楽しい仕事、やり甲斐ある仕事をしたいと感じている人は今の職場に留まり続けるべきです。楽しい仕事、やり甲斐を感じる仕事に巡り会うということはそうあることではありません。転職して今の安定した環境も失う可能性があります。
ほぼ定時出社、定時退社できている人
仕事ができるため残業をほとんどしないという人もいますが、多くの場合、定時で出退社できている人は競争の少ない環境で楽をできている人です。以前に比べてそのような余裕のある会社は減ってきましたが、それでも時間的余裕がある会社でその恩恵を受けている人はまだまだいます。このような方の多くは、転職により通常の競争状態に置かれたときの耐性が失われており、非常に苦労することになる可能性があります。
現職の不満ばかり言う人
会社や職場の不満ばかりを言い、自分では何も変えようと人がいます。完璧な会社はありません。このような人は転職をしても転職先の会社や職場の不満を言うことになります。また、このような人は課題を自ら改善しようとしない自分自身の問題を認識できていない傾向があり、会社としてもお荷物的な存在である可能性があります。転職先ではこれまでの人間関係やしがらみがなくなる分、今まで以上に冷遇される可能性があります。
転職して職種を変えたい人
転職して職種を変えたいという人もいますが、中途採用する企業が求めているのは即戦力の人材です。職種を変えつつ転職を成功させる人もいますが、非常に難易度は高くなります。転職で職種を変えるのではなく、社内で職種を変え、スキルを身につけてから転職することをおすすめします。
転職して海外で働きたい人
海外勤務を希望して転職を考える人もいますが、日本でしかビジネス経験のない人を突然海外駐在させる会社はありません。海外勤務させる社員を募集する場合は、当然海外勤務経験者を採用します。
会社の規模を下げずに経営幹部になりたい人
同規模以上の会社、同レベル以上の会社に転職する場合、現在よりも上位の役職として採用されることはほとんどありません。採用する企業は、現在あなたが勤めている会社の役職があなたの現在の能力を会社が評価した上での役職であると判断します。ですので、同規模以上、同レベル以上の会社からするとあなたを現在の役職よりも上げて採用する理由がありません。もちろん、採用後の評価してもらい役職を上げてもらえる可能性は十分ありますが、転職で現在の役職よりも上の役職を目指すのであれば、会社の規模やレベルを下げるのが通常となります。
適職診断
転職できるかを診断するには、転職サイトの診断サービスを利用するのがおすすめです。
簡単な質問に回答するだけで、自信の適性や市場価値、現在の職場よりも好条件の職場に転職できるか、希望の職場に転職できるかといったことを診断してくれます。
診断結果についてあらに詳しく知りたい、転職に向けて具体的にどうすればよいか分からないと言う場合は、診断サービスを提供している会社の転職エージェントを利用して具体的な転職活動に向けた相談を行うこともできます。
- 顧客満足度No.1。専任アドバイザーによる手厚いサポートが売り
- 業界2位の豊富な求人情報を保有。3位の転職エージェントの求人数とは大きな差がある。
- リクルートエージェントとは異なる求人も保有。非公開求人情報も多数。
- 求人数が業界ダントツNo.1。 大手企業・人気企業の非公開求人情報を多数保有
- リクルートグループの強みを活かし、優良求人情報を多数保有
- 仕事探しの選択肢の多さで他の転職エージェントを圧倒
- 10代、20代の就職・転職に特化した転職エージェント
- 第二新卒・既卒、高卒、中卒、フリーター、ニートの転職に専門特化
- 学歴・経歴不問の未経験歓迎求人情報が豊富
転職エージェント | |
大手 総合型 | リクルートエージェント 求人数No.1。転職者の8割近くが利用。 doda 満足度No.1。手厚いサポートが売り。 |
ハイクラス | JACリクルートメント ハイクラス転職に強み。東証プライム市場上場企業 |
若手 | 第二新卒AGENTneo 第二新卒、既卒、フリーター等、若手転職に特化 |
ITエンジニア | レバテックキャリア IT/Web業界のエンジニア・クリエイター専門 GEEKLY IT・WEB・ゲーム業界に特化した転職エージェント |
外資系 | 英語転職.com JACリクルートが運営する英語力を活かす転職サイト |
その他 | 工場求人ナビ 工場系の仕事に特化した転職サイト 飲食・販売系転職支援サービスitk 飲食業に特化した転職支援サービス 飲食特化型転職サイトFoods Labo 外食産業・飲食業界特化の転職支援サービス 介護専門求人サイト かいご畑 介護職に特化した転職・派遣紹介サービス |
コメント