【仕事探し中の方必見】業界の専門家が予想した10年後になくなる仕事、消滅する仕事

技術の進歩やビジネス環境の変化により将来的に多くの仕事が消滅すると言われています。10年後には10人中9人が今とは違う仕事をしていることになるだろう､と某IT企業の経営者が発言していますし、ハイテク企業の経営者クラスの人たちは殆どの人が将来的にコンピューターやロボットが人々の仕事の大半を奪っているであろうと予想しています。コンピューターや人工知能、ロボットが人間の代わりに仕事をすることで新しい仕事が誕生し、その仕事を人間が行なうような社会であればまだよいのですが、人間が必要ない世の中が訪れそうで少々不安です。

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下の表は産業界に詳しい専門家たちが予想した10年後にはなくなっているであろう主な仕事をまとめたものです。
無くなる仕事、消滅する仕事として挙げられたものはやはり比較的単純な作業を反復して行う仕事や膨大な情報を分析するといったコンピューターが得意とする分野の職業です。中には参議院議員などという技術進歩関係なしに今でもその必要性に疑問符が付けられる仕事も含まれていたりします。

10年後になくなる仕事、消滅する仕事

仕事	解説
電車の運転士、車掌	無人運転化が比較的容易。
レジ係	RFID（個体認証）タグとスマホ決済の普及により会計は自動化される。
通訳、速記・ワープロ入力	音声の自動変換による文書作成が可能になる。
プログラマー	海外へのアウトソーシングが進む。プログラミングそのものの機械化が進む。
新聞配達員	デジタル化によるペーパーレス化が進む。紙媒体の将来は厳しい。
郵便配達員	電子メールの普及により、手紙の重要性が低下する。
レンタルビデオ	コンテンツはネットからダウンロードする時代となる。
ガソリンスタンド	燃費の良い車の普及でガソリンスタンドの経営は圧迫される。
高速道路の料金徴収業務	ETCが普及する。新車には初めからETCが組込まれているため、いずれ普及率100％となる。
仲卸業者	ネットの普及、発展で直接取引が盛んになる。仲卸業の存在は時間とコストの無駄と考えられるようになる。
小規模農家、兼業農家	TPPによるコスト競争に敗れ、離農者が増加する。
大手電力会社	発送電分離、電力自由化の波は世界的に避けられない。
自然エネルギー関連	太陽光パネル事業は中国に敗退。安価な天然ガスにより売電価格が下落する可能性が高い。
参議院議員	財政危機により政治家自身も身を切る姿勢を示さざるを得ない事態となる。
専業主婦	財政危機、社会保障サービスの悪化により、裕福な家庭を除き専業主婦は減少する。
日本人の取締役	グローバル競争下で取締役が日本人である必要性が乏しくなる。
中間管理職	いなくなっても業務上支障のない人が多い。アイデアを出せない調整、会議方の中間管理職は消える。
受付・案内業務	既に減少傾向にある仕事だが、IT化の進展により、減少に拍車がかかる。
一般事務、秘書	単純作業はコストの安い海外にアウトソーシングされる。単なる連絡係は情報機器に置きかえられる。
オペレーター、コールセンター	通信関連機器の機能向上で電話のオペレーターは不要に。コールセンターもコストの安い地方や海外に。
訪問型営業	情報提供手段の多様化により、訪問型セールスの必要性が薄れる。既に米国の有名ネット企業は訪問型営業を置いていない。
金型職人	3Dプリンターの普及により誰でも低コストで金型が作れるようになる。
倉庫作業員、工場労働者	オートメーション化、ロボットによる作業に置き換わる。
コピー・FAX・プリンター関連	ペーパーレス化が進む。
証券・不動産ブローカー	個人が取引所に直接注文できるネットワークが構築される。新しい市場ができる。
ヘッジファンドマネージャー	日本の税制面のデメリットから日本の金融商品も海外で取引する流れに。
証券アナリスト、ファイナンシャルプランナー	ビッグデータの活用により、調査分析の自動化が進む。現在のFPレベルはネットで代替可能。
生保レディ	人口減で苦しい業界。安価なネット保険により生保レディを取巻く環境はますます厳しくなる。
教員	小中高校で年間300～400校が廃校になる少子化社会では多くの教員が不要になる。
交番の警察官	監視カメラやセンサーの活用により交番の存在価値が下がる。現状でも交番は年々減少している。