25歳と言えば、通常の大卒社員であれば入社3年目。社内ではまだまだ新人扱いですが、平均年収では業界、会社により既に大きな差が生じているようです。
25歳の平均年収についてのランキング、中央値、中央値、男女別の賃金の状況などを詳しく解説します。

こんにちは!天職倶楽部を運営するKENです!
天職倶楽部では、各社の人事担当者やキャリアアドバイザー、キャリアアップを目指す人達が交流し、転職だけでなく、キャリアアップ、成功に役立つ情報を提供しています。
私、KENの20代と言えば、自分でもあきれるほどの冴えないサラリーマンでした。
今もとんでもないキャリアを築いたわけではありませんが、年収も1,000万円台の半ばに達し、それなりに成功できたと思っています。
まだまだ上には上がいますが、気持的にはもう十分。今は天職倶楽部の一員として、転職やさらなるキャリア形成を目指す人達のサポートを行っています。
この記事では、転職を重ね年収1,450万円に達したKENが、
25歳の平均年収について解説します。
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年代別 平均年収
dodaの調査では、全年代での平均年収は400万円を僅かに上回る状況。
全ての年代で男性の平均年収が女性の平均年収を上回り、その差は年代が上がる毎に広がっています。
年収500万円は欲しいという声が良く聞かれますが、平均年収が500万円以上になるのは男性で40代以上、女性では全年代を通して平均年収が500万円を上回ることがなく、平均年収500万円はかなり高所得者に当たるということが分かります。
| 年代 | 平均年収 | ||
|---|---|---|---|
| 全体 | 男性 | 女性 | |
| 全年代 | 403万円 | 449万円 | 347万円 |
| 20代 | 342万円 | 365万円 | 319万円 |
| 30代 | 435万円 | 474万円 | 377万円 |
| 40代 | 495万円 | 562万円 | 400万円 |
| 50代以上 | 596万円 | 658万円 | 424万円 |
20代ではおよそ350万円が平均年収になります。
次は20代の各年代別平均年収です。
| 年齢 | 平均年収 | ||
|---|---|---|---|
| 全体 | 男性 | 女性 | |
| 20歳 | 271万円 | 282万円 | 258万円 |
| 21歳 | 267万円 | 286万円 | 252万円 |
| 22歳 | 277万円 | 294万円 | 261万円 |
| 23歳 | 286万円 | 300万円 | 272万円 |
| 24歳 | 305万円 | 321万円 | 289万円 |
| 25歳 | 331万円 | 349万円 | 314万円 |
| 26歳 | 351万円 | 371万円 | 331万円 |
| 27歳 | 369万円 | 391万円 | 344万円 |
| 28歳 | 383万円 | 409万円 | 353万円 |
| 29歳 | 395万円 | 422万円 | 362万円 |
男女を合わせた平均年収になりますが、平均年収が300万円を超えるのが24歳、350万円を超えるのが26歳です。
29歳で平均年収395万円になりますので、30歳で平均年収400万円に達するというイメージのようです。
ただし、この平均値は男女合わせた平均年収ですので、女性は28歳でようやく平均年収350万円に達するという状況です。
20代 業種別平均年収ランキング
会社別では平均年収ランキング上位に入るテレビ局を始めとしたマスコミですが、絶対数が少ないため、業種別の平均年収ランキングでは表に出てきません。
20代の業種別平均年収ランキングでは、金融業界が374万円でトップ。これはイメージ通りの結果だと思いますが、2位はメーカーという以外な結果です。メーカーと言えば、設備投資に資金を回す必要があり、人件費は抑えなくてはならないというのが一般的な見方ですが、実態としては20代社員は高めの年収となっているようです。
サービス、小売り/外食が最下位クラスを占めるのはイメージ通り。
競争の激しい業界は平均年収面でも厳しい結果と言えます。
| 職業名 | 平均年収 |
|---|---|
| 金融 | 374万円 |
| メーカー | 371万円 |
| 建設/プラント/不動産 | 368万円 |
| IT/通信 | 366万円 |
| 総合商社 | 357万円 |
| インターネット/広告/メディア | 350万円 |
| 専門商社 | 350万円 |
| メディカル | 334万円 |
| サービス | 317万円 |
| 小売/外食 | 306万円 |
20代 職種別平均年収ランキング
20代の職種別平均年収ランキングでは「専門職(コンサルディングファーム/専門事務所/監査法人)」がダントツのトップとなりました。
次いで企画/管理系となっており、価値を生み出すホワイトカラー職の平均年収が高いことが分かります。
業界としては平均年種が一番高い金融業界ですが、職種としての金融系専門職は平均年収ランキングではどちらかというと下位にランキングされるという若干不思議な現象が見られます。
| 職業名 | 平均年収 |
|---|---|
| 専門職(コンサルティングファーム/ 専門事務所/監査法人) | 475万円 |
| 企画/管理系 | 393万円 |
| 営業系 | 373万円 |
| 技術系(電気/電子/機械) | 368万円 |
| 技術系(IT/通信) | 367万円 |
| 技術系(建築/土木) | 365万円 |
| 金融系専門職 | 351万円 |
| 技術系(メディカル/化学/食品) | 338万円 |
| クリエイティブ系 | 315万円 |
| 事務/アシスタント系 | 304万円 |
| 販売/サービス系 | 293万円 |
25歳 企業別平均年収ランキング
テレビ局と総合商社、社員の年収が高いことで人気の業界ですが、各年代の平均年収ランキングで常に上位に位置する本当にうらやましい業界です。
一般的には平均年収は高くても、若手社員の年収は低く抑えられており、年を経るごとに年収が上昇、最終的には生涯賃金も多くの額をもらえるというパターンが多いようですが、上記の2つの業界は入社間もない年齢からかなり高い年収をもらい、その後も他の業界と比べ常に高い年収をもらい続けるという「圧勝パターン」。
広告代理店大手の電通は平均年収が極めて高い会社ですが、30歳までは比較的普通の年収。海運関連は若いうちは年収が高いのですが、その後は順位を落とし続けるという傾向のようです。
| 社名 | 平均年収 (万円) | |
| 1 | フジテレビジョン | 823 |
| 2 | 日本テレビ放送網 | 753 |
| 3 | キーエンス | 720 |
| 4 | テレビ朝日 | 709 |
| 5 | 中部日本放送 | 686 |
| 6 | テレビ東京 | 657 |
| 7 | TBS | 641 |
| 8 | 日本M&Aセンター | 597 |
| 9 | ドリームインキュベータ | 582 |
| 10 | エムスリー | 577 |
| 11 | 任天堂 | 535 |
| 12 | 住友商事 | 533 |
| 13 | 商船三井 | 530 |
| 14 | 三菱商事 | 529 |
| 15 | 三井物産 | 529 |
| 16 | 伊藤忠商事 | 527 |
| 17 | 日本郵船 | 515 |
| 18 | ケネディクス | 451 |
| 19 | デンソー | 451 |
| 20 | 三井不動産 | 450 |
| 21 | 共栄タンカー | 449 |
| 22 | 東急不動産 | 448 |
| 23 | 太平洋金属 | 447 |
| 24 | トヨタ自動車 | 447 |
| 25 | 野村證券 | 446 |
| 26 | 三菱地所 | 445 |
| 27 | ホンダ | 445 |
| 28 | 飯野海運 | 445 |
| 29 | 第一中央汽船 | 444 |
| 30 | シマノ | 442 |
| 31 | 電通 | 441 |
| 32 | JFEスチール | 441 |
| 33 | 東京建物 | 439 |
| 34 | 川崎汽船 | 438 |
| 35 | 東京エレクトロン | 433 |
| 36 | 豊田自動織機 | 432 |
| 37 | 野村総合研究所 | 431 |
| 38 | トヨタ車体 | 431 |
| 39 | 日本冶金工業 | 430 |
| 40 | サンケイビル | 430 |
| 41 | 関東自動車工業 | 429 |
| 42 | 千代田化工建設 | 429 |
| 43 | ヤマハ発動機 | 428 |
| 44 | 平和不動産 | 427 |
| 45 | アドバンテスト | 426 |
| 46 | エーザイ | 426 |
| 47 | マツダ | 425 |
| 48 | 新和海運 | 425 |
| 49 | 日産自動車 | 425 |
| 50 | 川崎重工業 | 425 |
テレビ局の年収の高さが際立ちます。放送業界と言えば、既得権益が問題視されるほど規制に守られた業界。参入障壁が高いため、高収益を維持でき、社員に高い給与を払うことができています。
そこに割り込んだのが完全実力主義のキーエンス。仕事は厳しいが高い報酬をもらえる企業です。大変だと思いますが、こういう企業が上位であるべきなんでしょうね。
| 転職エージェント | |
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